【カナダでファームステイ】牛の糞につかる。そんな一日。
今日は災難な一日でした、、、
牛を飼っている牧場がドロドロに
昨夜から雨が降り始めてかなりの量の雨が降りました。
そんな昨夜からうって変わって今日の朝は晴天で良い天気。
最近は雪が降ったり、曇りばかりで久しぶりの晴れの日で気持ちがいいなあと思っていました。
しかし、ちょっと歩いて農場にさしかかるともう地面はドロドロ。
それもそのはず、農場の方は全部土で水はけもあまり良くないため、いたるところに水たまりができていました。
「うわあ。こんな中、外のフィールドで作業するのか。服めっちゃ汚れるなあ。」
と思っていた段階はまだ序の口。
本当の恐怖はこのあとでした。
もちろん服は汚れた
そとで作業をしていたら、もちろん服は汚れました。
でも思ったほどドロドロという訳ではなかったので良かったと一安心してました。
そんな中でも天気は良い。
雲が流れる姿は美しく。
緑は生い茂っていて。
汗を垂らしながら働く。
確かに外での作業はキツイし、服も汚れるけれどそればかりではない。
こういう緑の中で作業をするのが気持ちが良いんだなあと感じてました。
「まあ少しぐらい汚れるぐらいのなんていいや。」
そう思っていました。
この時までは。
この後牛の糞につかるなんて知らず。
そして事件は起きる
午後、作業を終えた後、呼ばれました・
「メス牛を他の農家に貸すんだけど捕まえるの手伝ってくれない?」
へえ。牛を他の農家に貸すなんてあるんだ。
それよりもどうやって捕まえるんだ?
そう思っていると、牛を誘導するだけでいいからただ指示したところに立ってくれてればいいよ、とのこと。
ああ、それなら僕にもできそうだ。
さすがにあんな巨体を扱うのは無理だろうかなと思いました。
そして牛たちがいるケージの中へ。
この写真は雨が降る前に撮ったものなのですが、今日は手前の部分(主に牛がウ◯チする部分)はドロドロでした。
「うわ、さすがに昨日の雨でドロドロになっているなあ。」
と思っていると入ってこいとのこと。
足を踏み入れると
ジュポン。
んん?????思ったより深いぞ??????
一歩進むとグググっと下に沈んでいく。
すごい深さだ。牛のうんちって溶けるとこんなにドロドロになるんだ。
てか、すごい量のうんちだな。
そうすると目の前に一匹の牛が
牛が僕を見つめる。
見つめてくる。
ウシ「あの、自分うんちしていいっすか?」
僕「え、ちょ、ちょっと待って、さすがに目のま、」
ウシ ブリブリブリッ
うわ、マジでこの辺糞まみれだよ。
と思っていると
え???動けない。
今の牛がうんちするの見てたらハマって抜け出せない。
やばい足が飲み込まれていく。
ブーツの中にも入ってきそうだやばい。
これは一刻も早く抜け出さないと。
そう思って力いっぱい自分の足を抜きました。
ああ、一軒落着と思ってい次の一歩を踏み出した時。
右足が飲み込まれていく。
→さすがに今度はすぐに抜こうと力いっぱい右足を抜く。
→勢い余って後ろに倒れる。
はい。
糞です。
なにもかもクソです。
今日の総括
クソつかれました。
こいつは絶対許さない。
【カナダでファームステイ】また一人新しい住人が!
ついにファームステイも三週目に突入です。
残すところもあと二週間かあといった感じです。
そんな中でまた一人新しい住人が!
この前イギリス人が二人来て孤独から解放されたと思ったら、今度もまたイギリス人の女の子がやってきました。
イギリスと言っても厳密に言えば、前の二人はイングランド出身で、今度の女の子は
スコットランドからでした。
急に英語のレベルが上がってしまってもう本当についていくのに必死。
会話に入りたくても聞くので精一杯と言った状況です。笑
カナダに来て英語力は上がったと言えどやはりネイティブの壁は高く険しいです。
会話に入ろうと思った時には一歩遅いし、なんて切り出せばいいのやらと言った感じです。
一対一での会話なら割と大丈夫なのですが、ネイティブの中に混じっていくにはもうあと3、4年は修行がいりますね。笑
まあそんなこんな言いとして新しいスコットランド人は23歳のハツラツ系女子。
部屋を見渡してボードゲームを見つけると「これ!やろう!」という感じです。
ということでみんなで「カタン」というボードゲームをやりました。
このボードゲーム世界的に有名なのでしょうか?
僕は名前しか聞いたことがなかったぐらいでやったことはなかったのですが実際に
やってみるとすごい面白かったです。
ボードゲームはアイスブレイクに本当にいいですね!
みんなで楽しい時間が過ごせました!
農家の周りはマジでなんにもない!!
カナダの農家の周り。
マジでなんにもないです。
僕が前に軽い軟禁状態だと書いたと思うんですが、本当になにか買いに行くにも車が必要ですし、街まで出ないと買い物はできません。
じゃあどれだけなんにもないかと言うと
これ家の前です。
もはや地平線見えちゃってるでしょ??
カナダもそうですがアメリカやオーストラリアなどの大規模農地を主流とする農家は隣の家まで行くのも車を使う勢いです。
本当に一軒一軒の所有する農地が広い。
日本の農家だと考えられないですよね。
今日の総括
カナダの農家と日本の農家。
いろいろな違いは感じますがやはりなんと言っても土地ですね。
もう大きさが全然違う。
日本の農家は田舎と言えどカナダの農家と比べたらまだ便利な方と言えるのではないでしょうか。
最近ではアマゾンで何でも手に入りますし、日本は郵便関係もしっかりしてますから
アマゾンなどで商品を買っても安心です。
カナダは郵便が大雑把で届くまで時間がかかることがあると聞きました。
アマゾンは普及していると思うのですが印象的には日本の人達の方が使っている印象です。
さてあと二週間でトロントに戻るのですが、なんか逆カルチャーショックみたいなの
受けそうな気がします。
便利な暮らしに戻ったらそれはそれで時間に追われそうだなあっと。
便利かのんびりかどっちがいいんでしょうかね笑
【カナダでファームステイ】鶏肉になったカモさん達を見る、、、
早くもファームステイを開始して二週間が経ちました。
二週目に入ると身体が慣れてきたからなのだろうか、疲れの感じ方が違いました。
そんなこんなで二回目の週末です。
マーケットのカモさん達が
クリスマスも近くなってきており、つい先日僕たちが捕まえたカモさん達がマーケットで売られることとなりました。
売れ残ったカモさん達がかえってきました。
ああ、本当にお肉になったんだなと思うと切なくなると同時に生きていた時のカモさん達が想像できて胸が少し痛くなりました。
こうやって実際にお肉になったものを見ると本当にもとのカモさんとは違いますよね。
生きている時はこんなに元気に走り回っていて
捕まえられて
鶏肉になる
こうやって生き物の命をいただいているんだなあと強く実感します。
今週の総括
今週はイギリス人の二人にほんとに感謝しまくりな週でした。
もし、この二人が来ていなければいかつまらなかったか想像するだけでゾッとします。
ファームステイは軽くファームに軟禁されるので一緒に過ごす同居人というのはとても大事になります。
またカナダでファームステイとなるとやはり求められるのは英語力です。
というのも日常会話が全部英語になりますから、全く話せない状態で来てしまうとストレスになるのではないかと思います。
そういう意味でもやはりファームステイを選ぶのは農業に興味があればの人にのみ
オススメします。
また今日もブタを捕まえました。
けっこう暗くて見にくいですが脅えている様子がわかりますでしょううか。
豚は基本的に鉄が嫌いらしく一回檻に入ると出口には近づいてきません。
この後この豚さん達も加工場でお肉にされるんだなあと思うとどんなに怖い思いをするんだろうなどと考えてしまい、涙が出てきました。
この二週間、本当に食べ物への感謝を考えてばかりです。
【カナダでファームステイ】ブラックフライデーがブタさんにも。
日本では金曜日は「華金」と呼んでみんなで飲みに行ったりしますが、僕のファームではむしろ金曜日が一番忙しい日です。
というのも僕のファームでは土曜日にトロントにある二つのファーマーズマーケットに行くためそのためのパイ作り。
野菜の洗浄そして仕分け。
などやることが山積みで一番忙しい曜日です。
そんな今日はブラックフライデー。
そもそもブラックフライデーって?
ブラックフライデーとは11月の第4週の金曜日のことを指し、アメリカでのサンクスギビング(感謝祭)の翌日のことでこの日はいろいろなお店が大幅な値下げをして商戦日となります。
カナダでは感謝祭の日はもっと早く、10月の第二月曜日なのですが、最近から少しづつブラックフライデーの文化が入ってきているらしいです。
トロントにいれば僕も参加することが出来たのですが、僕は今は残念ながらオーウェンサウンドの片田舎の農家。
もちろんブラックフライデーなんて全く関係ない。と思ったのですが、、、?
ブタさん達がラッキー過ぎる
野菜を洗っていて出る野菜のゴミや、出荷できないような傷んだ野菜は全て家畜の餌になります。
葉物野菜は鳥の餌に。
果実のなどの実がなっているものは豚の餌に。
今日もいつものように洗ったり仕分けをしている時でした。
「そういえばもう食べられないリンゴがいっぱいあったなあ」と農園主が言うと
たくさんのリンゴが。
これも全部豚の餌に。
リンゴが食べれるなんてラッキーだなあっと思っていると
「うわあ、これ全部落としちゃったよ。」と同居しているイギリス人。
どうやらトマトの籠を運んでいる時、台車を使っていたのですが、一度にたくさん載せ過ぎたせいで一番上に積んであったトマトが横転してしまったのです。
「じゃあこれ全部豚の餌ね。」
うわあ、リンゴに続いてトマトまで。
今日のブタさん達はラッキーだなと思っていました。
そして最後に
これらの葉野菜も豚いきに
貪り食うブタさん達。
そうか。これがブラックフライデーか。(違う)
今日の総括
日本でもブラックフライデーを取り入れようという動きがあるとネットで見たのですが本当なのでしょうか?
別にそこまでマネしなくてもいいんじゃないかなと思うんですが販売戦略なのですかね。
実際僕はブラックフライデーはトロントにいてどんなものがどのぐらい値引きされているのか知りたかったです。
基本的にブランド物が値引きされると耳にしたのですが、こればっかりは全く分からないです。
まあ、ブタさん達と過ごすブラックフライデーも悪くはなかったですよ!
ブタさん達喜んでたし!!!!!!!