【カナダでファームステイ】かわいい子ブタの成長を見守る。
朝起きて外に出てみると
相変わらずの風景です。
どうやら昨日は東京でも雪が降ったらしく、東京の友達が雪が降ったと写真を送ってくれたのですが今の僕にはなにも珍しくない。
むしろ毎日この真っ白な銀世界。
ファームの中には何個か池があるのですがそれも完全に膜が張って凍っています。
かわいい子ブタに癒される
今日もいつもと同じように餌やりをしようと地下にはいったら子ブタさん達が起きている!
それにお母さんのお乳を飲んでいる!
(写真暗くて分かりにくくてすいません!)
か、かわええ。
ちょこちょこと歩く姿もお乳を必死に吸う姿も
もう何もかもがかわいいです。
日々の中でふとした癒しができた瞬間でした。
ああ、僕はあの子ブタたちの成長を見守りたい。
大人になったらあのかわいかった面影はなくなってしまうのかと思うと切ないです。
(人間も子供の時のかわいかった面影はなくなってしまいますよね。)
今日の総括
二週目にして日々の業務がローテーション化してきました。
そんな中でも子ブタさんのかわいい姿を見たり、動物たちの成長を見るのが農家の楽しみなのかもしれません。
そういえば今日はこんなものを発見しました。
卵を洗っていたらこんな形のものが。
どうやら中には黄身がないと思われるらしいのですが、それにしてもなんとも不思議な形ですよね。
こういうものって出荷される前に必ずはぶかれてしまうので、農場でしか見ることのできないものだと思います。
いやあ、それにしてもナスみたいな卵だなあ。
【カナダでファームステイ】グリーンハウスはホカホカ。
ついにカナダに本格的な冬が
雪は降り積もったまま、いっこうに溶ける気配がないなっと見ていたらなんと気温はついに氷点下へ。
ファームの中の池も凍っていて、中にいる魚どうしてるんだろうと心配になりました。
カナダの冬、覚悟していたけど恐ろしい。
ということで外で作業をすると凍ってしまうなどして作業ができないため、室内での作業が中心に。
先週は外でやった野菜を洗う作業も今日は室内でやることになりました。
まあ温かいところで作業ができるのは良いんだけど、終わったあとに綺麗に掃除するのがけっこう面倒です。
僕のファームは結構な綺麗好きな方で汚れなどに関してはいろいろとうるさく
かなーーーーり気を遣わないといけない。
まあでも氷点下の中で作業することと比べたら全然マシかもしれません。
グリーンハウス大活躍
冬の農家の味方と言えばグリーンハウス。いわゆるビニールハウスです。
中は温かく保たれていて葉野菜はグングン成長します。
綺麗に整備されたグリーンハウスで育つ野菜は色も綺麗に。
なんとこの葉野菜たちは一回切って収穫した後もまた伸びて育つらしく踏まないように気をつけてね。と言われました。
いやあ、グリーンハウスでの作業は寒い外と比べたらありがたい。
冬は作物がなかなか育たないのでグリーンハウスを使うのはどの農家も共通なんですね。
今日の総括
カナダはグングン寒くなってきています。
僕は寒さは耐えられるのですが、手が乾燥で痛いのがキツイです。
カナダは乾燥していて冬になると乾燥で手がヒリヒリしてきます。
(なんか、ハンドクリームとか持ってくるべきだったなあ)と思ったころにはもう時すでに遅し!
ここはど田舎の辺境の農家。
コンビニなし!ドラッグストアなし!
なのでひたすら我慢するしかないです。
すでにおばあちゃんみたいになっている僕の手。
トロントに帰ったらハンドクリーム買っていたわってあげよう。
だからあと少し辛抱してくれええ。
【カナダでファームステイ】やはり同居人がいるのは良い。
朝起きるといきなり嬉しいお知らせが。
なんと今日は朝餌やりをやってその後は急遽オフになったのです。
ここ数日は一人だったのでけっこう働かされていたのですが、その代わり今日休んでいいよとのこと。
ありがてええええええええ。
正直、ここの農家、旦那さんは忙しそうに働いているけど、奥さんの方は全然なにもしていない笑
けっこうボランティアの僕たちに丸投げで自分はくつろいでることばかり。
だからボランティアが僕一人だった時、「ああ、働かされるなあ。」と覚悟していたのですが、新しく来てくれた彼らのおかげで難を逃れた。
本当に感謝!!!!!!
圧倒的感謝!!!!!!!
これで餌やりも一人で心細い思いしながらしなくて済むし、本当にいいことばかり。
しかも彼らめちゃくちゃ良い人たちだし。
イギリス流晩御飯
今日は急にオフになったので、朝餌やりをしてその後のんびりしてから映画でも見ようと思いKill Bill(キル・ビル)を見ていました。
そろそろ夕飯時だなあ。そろそろ準備しないといけないなあ。と思っていると何だか良い匂いが。
彼ら夕飯作っているのかあ。でも僕の分はないかもなあ。
そしたら辛ラーメンでも作って食べるかと思っていると。
「みんなで食べよう!」となんと僕の分まで!
その優しさに感動!!お腹いっぱい!!!
よくイギリスの飯はまずいって聞きますよね。
でもどこがまずいんだ!ってぐらい美味しかったです。
ちなみに日本ではほぼ毎食お米を食べますが、イギリスはどうなんだろ?パンなのかなと思い聞いてみると
「パンも食べるけど、ポテトをよく食べるかなあ。」とのこと。
なるほど。ポテイトゥか。
そんなこんなで話しながら満足していると
なんとデザートまで!!!!
アップルクランブルというイギリスの伝統的なスイーツらしく、中はリンゴとシナモンでこれまた甘くて美味しい!
ご飯だけじゃなくてデザートまで、、、
本当になんていい人たちなんだ。
食器を洗いながらあまりの優しさに泣きながら洗いましたよ食器を。(嘘ですが。)
今日の総括
やっぱり誰か同居人がいて、一緒に作業できるのは本当にいいですね。
ファームステイはいくらボランティアと言っても生活場所や食料を出してもらっているのでどうしてもファームの人との間には上下関係が出来てしまうんですよね。
だからこうやって何も気にせず話せる人がいるというのは仕事上でもそうですし本当に大事なことだと思いました。
こんなに至れり尽くせりでいろいろしてもらって本当に申し訳ないなあ。
この恩はいつか絶対返すぞ!
【カナダでファームステイ】イギリス人が二人やってきた!!
今日は月曜日。
本当は働かないといけない日なのですが、農園のオーナーが農家の会議に行くらしく、また一人で餌やり。
いい加減一人で過ごす時間が多すぎて誰か友達が恋しくなってきたところでした。
農園主が帰ってくると
農園のオーナーが16時過ぎに帰ってきました。
すると他の人の声が
そこには男女のカップルが!!!!
先週の土曜日にドイツ人の男の子が出ていってから誰もいなかったこの家についに他の住人が!!!!!
やったああああああああ!!!!!!!
僕の農家は農家の家族とは別の家が与えられる(というのも夏の間はメキシコ人を住み込みで雇うための家)ので一人で話す相手がSiriぐらいしかいなかったんですよね。
だから本当にうれしかったです。
仕事も配分できるというのもあるのですが、何よりも人がいるというのが嬉しかったです!
軽いホームシックみたいになっていましたから笑
その後ともにカモ取りへ
彼らが部屋に荷物の移動を済ませるとすぐに昨日の続きのカモ取りに。
僕は怖くて触れないので、コンテナの開け閉めだけしかできなかったのですが、彼らは楽しそうにカモを取っていました。
す、すごい。
本当にすごいなあ。暴れるのに怖くないのだろうか。
そして8匹づつコンテナに押し込まれるカモたち。
たった一週間だけですが、餌やりや世話をしたカモたち。
この籠に押し込まれ姿や暴れ回る姿を見て本当に泣きそうになりました。
カモさん、、、、
ほんの少しの間でも世話をすると愛着は湧くのですかね。
僕はもちろん怖いというのもあって捕まえることはできませんでしたが、それ以外にもそもそも捕まえたいと思いませんでした。
こっそり逃がしてあげようかなと思ったほどです。
でもこれが命の循環なんですよね。
本当に命に感謝していただかないと。
そこの鴨南蛮食べてるあなた!!!
鴨鍋食べてるあなた!!!!!!!
感謝して食べてくださいね!!!!!!
今日の総括
今日はカモさんがついに全部加工場に行ってしまったこと
新しいシェアメイトが来たこと
悲しいことと嬉しいことが一挙に来て何とも言えない感じでした。
正直、餌やりを始めた時は面倒だから早く食用の肉として加工場に行ってくれないかなとさえ思っていました。
でも今日の朝餌やりをしている時はとても切なく感じました。
というのも自分が餌をやっても結局今日捕まって明日には加工場に連れていかれてしまうのだと思うとなんだか自分のやっていることは意味があるのかなと思いましたし、今なら逃がしてあげられるとも思いました。
でも、もちろん逃がすことなんてできないし、餌やりもやらないといけません。
せめて最後はお腹いっぱいになって欲しいと思い、昨日餌はあんまりやらなくていいと言われたのですが、多めにあげました。
みんなで取り合わないように。
お腹いっぱいになるように。