ポケモンGO(Pokémon GO)から見るテクノロジーの未来。
こんばんは。
みなさん。ポケモンGOはプレイしていますでしょうか?
ニュースで名前を見ない日がないぐらいの人気ぶりのポケモンGO。
しかし、このゲームが原因で数々の問題が起こり、賛否が割れているのも事実です。
カナダでもすごい人気
これはポケモンGOが配信されてからの連日の新聞なのですが、ほぼ毎日なにかしらのことで取り上げられるぐらいの人気でした。
街を歩いていてもスマホ片手にウロウロとポケモンGOをしている人が目に着きました。
僕は試しに少しやったぐらいで全然進めてはいないのですが、友人はいろんな公園までポケモンを探しに言っていたらしく、プテラが出た時はみんなで大移動。ものすごい人気を感じたらしいです。
賛否のポケモンGO。やはり危ない!
歩きスマホって日本では結構前から言われていて注意を喚起されていましたが、確かにスマホに集中しちゃうと車やバイクに気づかなかったりと確かに危ないですよね。
だから、歩きスマホには注意してプレイしましょうと言われています。
しかし、僕がプレイしてみて感じたことは「これは歩きスマホ不可避じゃないか?」っということでした。
スマホ片手にポケモンを探し、歩きスマホしないでポケモンGOをプレイしようというのは難しい話。
また、ポケモンGOの出現によってカメラを向けることに理由が出来てしまうという恐れがあると思います。(つまり、盗撮の危険性です)
カメラを向けられた本人は写真を撮られているのか、はたまた、ただポケモンGOをプレイしているだけなのか判別できません。
カメラを使うアプリだからこその危険性ではないかと思います。
しかし悪いことばかりだろうか?
上の動画を見ていただきたい。
これはポケモンGOの開発者からのメッセージです。
この中で開発者の一人、ジョン・ハンケ氏はこう語っています。
「わたしたちが作りたいゲームは、みんなが家の外に出て、もっと歩き、新しい場所へ向かい、友だち楽しむゲームです。」
ポケモンGOは室内では遊べません。必ずポケモンを探しに行かなければならないし、
また、車や電車に乗っていれば距離が稼げるかと言うとそう上手くはいきません。
時速10キロ以下でないと距離にカウントされないという厳しい制限つきです。
つまり従来のゲームとは違い外に出てプレイするゲームなのです。
より多くの人が部屋を飛び出し歩く。これは良い効果であるのは否めないと思います。
また、僕が公園でプレイしている時、面白いことが起きました。男の子が話しかけてきたり、ほかの主婦のような人が話しかけてきたりびっくりしました。
知らない人と触れ合うというのはいつもリスクがあります。なので良いとも悪いともはっきるとは言えませんが。人とのふれあいのきっかけを作れるゲームというのは素晴らしいと僕は感じました。
現実の世界でポケモンを捕まえられるなんて、小学生の時にポケモンで遊んでいた僕としてはまさに夢のようなことでした。
注意すべきこと。テクノロジーと人間の関係性
今回のポケモンGO。スマホを片手にウロウロとさまよってポケモンを探している人を見て奇妙な違和感がありました。
ジョン・ハンケ氏の言うように人々は外に出て遊ぶようになりました。しかし、その顔は上を向いているでしょうか?
現実とゲームが混合することでゲームから離れにくくなりました。
ここにポケモンGOの風刺画があります。
僕はテクノロジーには好転的な意見を持っています。
テクノロジーは私たちの生活を豊かにし、数々の問題を解決してきたと思っています。
しかし、大切なことはテクノロジーを利用するのが人間であるということです。
テクノロジーが人間を利用するような危険性や依存してしまうという危険性があるということを念頭に置かなければいけないと思います。
今回のポケモンGOを見ているとその警鐘を考えてもいい時機なのかもしれないと感じました。