それ知ってて口に入れてる?

それ知ってて口に入れてる?

大学生が学びながら食と産業を結ぶ情報発信。身近なものからそうじゃないものまで、、、を書く予定の雑記

謝るってかっこいい

 

「謝るのが営業の仕事だから、気にするな」

 

私が入社1年目に失敗ばかりをして、迷惑をたくさんかけた営業の先輩から言われた一言だ

 

当時仕事も覚えたて

業務量もかなり多く、残業してもしても業務は減らない

突発案件も多数あり、自分のコントロールが効かないところでの変化も多く起きていた

 

 

当時の営業の先輩はよく付き合ってくれていた

定時後の残業の時もお昼明けのちょっとの時間も

 

「一旦、整理しよう」

と自分の仕事を置いておいて私の仕事の整理に付き合ってくれた

 

 

しかし、いくら整理してもぐちゃぐちゃになる

 

 

一旦まとめたはずのスケジュールが次の日には大きく崩れてる

天候が荒れて予定していた到着日に届かない

数々の変更で正直、疲弊していたと思う

 

その際、先輩はいつも声をかけてくれた

「一旦、整理しよう」

 

 

 

だんだん嫌気になった

整理しても意味ないです、明日にはまた総入れ替え、スケジュールも引き直しです

口答えしてしまった

 

 

「状況整理と詳細を確認するのがお前の仕事だろ?」

初めて強い口調で言われた

意味ないことをするのは私の仕事じゃない、来週やったって同じじゃん

考えがひん曲がってしまっていた

 

 

そんな二人の態度を見た上司がメールを転送してくれた

【あいつは戦ってるぞ】

そこには、宛先にお客様や関係者が10人近くいるメールが添付されていた

先方から返事がなくても毎日毎日、謝罪のメールを入れていた

 

 

なんてことをしてしまったんだろう

自分が馬鹿なことをしてしまったこと、自分の業務が何かを見失っていたことに気がついた

 

 

すいません。先輩がトイレに行く廊下で声をかけた

何が?という顔をする先輩に、転送されたメールの話をした

 

 

「ああ、こんなメール送られちゃったか、恥ずかしい。お前も大変なのわかってるから、いいよ、いいよ、こんなの気にしなくて。大丈夫。謝るのが営業の仕事だから、気にするな」

 

 

このセリフを自分も言えるようになりたいと思った。

 

思うに謝ることができるのはかっこいいと思う

それは立場や年次も大いに関係ある、後輩や下の者のために謝罪できることはかっこいい

 

 

いろんな縁あって、今は違う会社で働いてるが

この会社では真逆な精神な気がする

 

とにかく謝りたくない、悪いことは認めたくない、自分の落ち度だとは思っていない

せっかく自分が謝れるポジションにいる人ですら、謝罪をしたがらない

 

今まで出会った人の影響なのだろうか

せっかく、”謝ることができる能力・地位”にいるのにもったいない

 

人それぞれ、会社それぞれ

だけど、私は謝るってかっこいいなと自分の経験からつい思ってしまう

それほどまでに鮮烈で記憶に残るエピソードだった

転職経験する人が周りで少しずつ増えてきた話

 

転職する人が少しずつ増えてきた

 

今の会社にも気付けば5年目となり、まる4年は勤めていることになる

 

時の流れは本当に早く本当に気付けばそんなに経っていたかという感覚になる

中でも大きかったのは気づいたら第2新卒と呼ばれるタイミングを逃していたことだ

 

自分は結局転職せずに新卒で入社した会社にずっと勤めてる

正直、転職しようと考えたことはあまりなかった

 

一緒に働いている人も好きだし、業務内容にも満足感があった

あまりに忙しくしんどい時はあって、その時は転職したいと頭をよぎったが

実際に転職活動をできるほどの余力はなく結局異動を待つのみだった

 

 

最近、大学時代の友達によく会うが、皆、転職活動を経験していた

実際に転職する人はそこまで多くはないんだけれど、一応に転職活動の経験をしている人がだいぶ増えたと思う

 

皆さんはどうだろう

転職活動ってしたりしました?

 

 

また、皆一応にとりあえずはエージェントに登録した方がいいよ、とか

職歴書書いてみる方がいいよ、という

 

 

確かに自分の行動の振り返りを行うのは大切だと思う

やっぱり足がけだけでもやってみることが重要なのかなあ

 

 

 

 

 

徳島ラーメンってこんなに美味いの?

 

四国の中で香川、高知、愛媛、徳島とあり

言うまでもなく香川のうどんは有名だけど

 

 

徳島と聞くと渦潮ぐらいしかイメージがなかった

数年前に実際に徳島に行った時も

地元の人に聞いても徳島は確かにあまり観光地がなく

四国の中でもスルーされてしまうことが多いと寂しげであった

 

 

けど昔徳島ラーメンを食べてすごい美味しかった思い出があった

 

久しぶりに徳島に行くことだし

もう一度徳島ラーメンを食べたい

 

 

そう思うぐらい徳島ラーメンに惹かれていた

 

 

そこで調べるとすぐに何件かヒットした

その中でも人気そうな「支那そば 王王軒」に行ってみた

 

 

着くとそこには店内に5〜6人待ちの状態

これならすぐに食べれそうだ

そう思い並ぶことに

 

 

店員さんの手際がすごくいい

ご家族で経営されているのかな?そう思うぐらいの連携だった

 

店内に食券機があり、そこで購入

中には「辛豚めし」の文字が

 

しかし券売機では売り切れ表示に

店員さんに聞くとどうやら期間限定のようで今は販売してないという

 

 

まあ、本命はラーメンだし

と思い支那そば肉入り(大)を注文

850円とラーメンでは普通の価格

 

 

やっぱり徳島ラーメン食べるなら

あの甘辛いお肉は入ったやつじゃないとね

 

そう思って肉入り、間違いない

 

 

席に座って間もなくすると着丼

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これこれ

このビジュアルなんだよな

 

 

 

真ん中に生卵が入っていてどのタイミングで割るか迷う

まずはスープを一口

 

美味い

 

甘辛い味付けがちょっと濃いめだが

濃い味好きの自分としては最高の加減

 

麺は細麺でこれまたいい

スープが濃いぶん麺はあっさりとそのバランスがたまらない

 

 

生卵をパカリと割ると

今までの甘辛さをしっかりと包み込んでくれる優しさがそこにはあった

 

 

替え玉100円、替え玉ハーフだと50円

ということでついつい手が伸びる

 

この後明石焼きも食べるかもなと考えていたけど

ついハーフの替え玉もしてしっかり大満足

 

 

これは徳島の宝だね

特大の観光地があるじゃないのよ、徳島さん

愛媛県で食べる郷土料理「鯛めし」が美味すぎた

 

四国と言ったらどんな食事を思い浮かべるだろうか

 

四国と言うとそれぞれご飯が美味しいイメージが強い

中でも香川のうどんは一抜けしている感じはあるけれど

そのほかにも高知の藁焼きのカツオだったり

香川の骨つき鳥、徳島の徳島ラーメンなどそれぞれグルメで有名な物がたくさんある

 

 

ついこの間、四国に行った

 

 

学生の時に四国は行ったことあったけれど当時は一人で行ったこともあって

レンタカーをすることはなく

電車とバスを駆使して四国の観光名所を回った

 

その中でもしっかりグルメは食べたが

学生のこともあり安いものばかりだった

 

 

愛媛では鍋焼きうどんが発祥というのを知って鍋焼きうどん

そのほかは道後温泉に行った際に三色団子としょうゆ餅を食べた

 

香川ではうどん

車がなかったので行けるところは限られたがそれでも何件か回った

時間の関係もあり並ぶところはいけなかったけれど香川でうどんを食べるということが

一番の目的だったので問題はなかった

 

 

そんな時に愛媛で食べ損ねたものがある

 

 

鯛めしだ

 

 

 

正直、鯛めしはその当時は鯛を使った炊き込みご飯的な物かと

思ってたし

当時お金のない学生の私には予算オーバーで諦めた

 

よし今回は時間もあるし車だし

是非とも食べてみようではないか

 

そう思い調べたところ

宇和島が鯛めしでは有名で中でも「ほづみ亭」というお店が有名と出てきた

 

 

調べたらまだ開店時間まで全然間に合う

電話で聞いてみたところお店も開店するそうだ

 

 

これは行くしかない

 

 

早速向かった

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着くとかなり古風な外観

今までの年月の重さを物語る

 

 

これは見ただけで感じた

あたりの店だ

 

 

早速メニューを見る

ランチタイムはお客さんのほとんどが鯛めしだ

 

そんな中でさつま飯というのも気になった

もう学生じゃない

 

どちらも楽しめる

鯛めしとさつま飯のセットにしよう

金額は1,600円とランチにしては張るがこれにしよう

もう学生じゃない

 

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おひつにご飯が入っており、おかわりも自由

 

鯛めしは想像していたのと全然違い

鯛のお刺身が甘辛い醤油ダレに入っている物だった

 

またタレの真ん中には卵が落としてあり

後々ご飯の上で崩して食べたら美味しすぎた

 

 

まず、刺身が新鮮で美味しい

身がぷりぷりしていてしっかりと歯応えがあり美味しい

 

次にタレが甘辛くて美味しい

ただの醤油でもないし、出汁醤油には近いけれど若干の甘さがある

 

正直このタレだけでご飯が進んでしまう

 

 

さつま飯は一見とろろのような見た目だが全然食感が違う

白身魚のほぐし身に出汁を混ぜてすり合わせて冷やしたもの

 

暑い日だったのでするするいけたが正直鯛めしの存在感が強すぎて

だいぶ負けてしまっていた(正直、鯛めしオンリーでもよかったかなと思った)

 

 

続いてもう一品気になったもの

 

太刀魚竹巻

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これは竹の串の周りに太刀魚を巻いて蒲焼のタレをつけて焼いたもの

太刀魚は数回しか食べたことなかったが

パリパリしていて美味しい

意外に身が薄く、また竹に巻き付いているので食べるのが難しい

 

しかしこれはこれでこんがりパリパリの蒲焼で美味しい

意外に量があったが

山椒もよく合い美味しかった

 

 

学生時代、断念した鯛めし

あの時の思い出もスパイスとなり本当に美味しかった