【カナダでファームステイ】オフのはずがまあまあ働かさせられてトホホの巻
まちに待った週末。
僕のファームでは平日は8時から13時まで。
土曜日と日曜日はオフなのですが、今はファームに人がいないから土曜日や日曜日も働くことになりました。
ファームステイはボランティア!?
ファームステイはファームが生活空間を提供するかわり、ボランティアが労働力を提供するというものです。
ですので、僕たちはボランティアのつもりでもファーム側は労働力として見てきます。
ファームによっては差があるとは思うのですが、割と使われるだけ使われる感じが否めないかなって感じです。
僕は農業にもともと興味があったので大丈夫ですが、もし農業などに興味がなく、英語を伸ばすなどの目的でファームステイを考えているならあまりオススメはしません、今のところは。
というのも仕事は簡単なものを割り当てられるのではないので、不満がたまるかなっと思います。
それに日曜日のカナダは マイナス温度なので外で仕事していると足の指から冷えてきます。
ついにカナダにも本格的な冬がやってきました。
夏のファームは仕事が多くて大変だと思うのですが、冬のファームは寒さが堪えるかなと思います。
カモを捕まえる中で感じたこと
そしてその極寒の中でカモを捕まえる手伝いをしました。
小さい箱に5匹のカモをつめて肉の加工工場へと送られます。
正直、見ていて辛い現場ではありました。
というのも、どのカモも例外なく暴れ、小さな箱に詰められた後も悲痛な鳴き声が響いていました。
ベジタリアンになろうか一瞬頭をよぎりました。
その中で、足が悪く明らかに群れの中からはじかれているカモを見つけました。
必死に歩こうとしているその姿は胸を打つものがありました。
これから加工され結末は分かっているし、捕まえている側なのにも関わらず
「がんばれ、がんばれ。」
と心の中で何度も言いました。
第一週の総括
ファームステイは想像以上に過酷でした。
餌やりは厳しいし、卵もマメに取りにいかないといけないし、オーナーも意外にお金のことにうるさく、暖房の使用の仕方や物の扱い方に対して敏感です。
それにカナダのファームは本当に大規模なものなので基本的にファームに来てからは町にもどこにも行けません。
軽い監禁状態みたいになっています笑
しかし、それ以上に「経験」という面では濃い時間になっているのかなと。
正直第一週目にして後悔した瞬間はありました。
冬は厳しかったなとか
トロントにいた方が良かったなとか
友達に会いたいなとか
まあ、それも全部踏まえて精神修行かなって考えるようにしました。
僕の場合動物が得意じゃないので餌やりが厳しいです。
一人でやらないといけないとなると本当に泣きたくなります。
でもまあ。全部が経験ですね。
あと三週間。自分がどう変化するのか楽しみかな!