窓がない部屋に5か月間住んで分かった窓の大切さ
みなさんの部屋には窓はありますでしょうか?
たぶん十中八九あると思います
日本なら尚更。日本では窓がない部屋に人が住むことを法律で禁止しています
つまり、
日本では人が住む空間には窓がないといけないのです
(大切なので二回言いました)
カナダ留学での住居スタイル
僕は今カナダで最も大きい都市のトロントに留学しています
交換留学とは違うので学校が支給してくれる寮などはなく(厳密にいうと語学学校でも大きいところは学校寮みたいなのがあるのですが値段が高いです)最初はホームステイでした
ホームステイはめちゃめちゃハズレで、一か月で他の住居に変えようと決意しました
次に選んだのはシェアハウス
語学留学で来ている人には最初はホームステイ、その後シェアハウスという流れが多いです
その方が遥かに経済的なので
だいたいホームステイの相場が850~1000カナダドルぐらいで朝と晩の二食付き
シェアハウスやルームレントだと400~600ぐらいで自炊となります
え、二食ついてるとしたら値段はそんなに変わらないんじゃないか?っと思う人がいるかもしれません
しかし、留学していると夕飯は外で食べるという機会が多いです
特に語学学校だと毎週金曜日に誰かしらのバイバイパーティがあってほぼ毎回外で食べるというのもザラではありません
それにお昼も毎回外で買って食べるとなるとけっこう財布を圧迫します
自炊だと自分でお昼を作って持っていくということも可能なので節約しようと思えばかなり節約できます
僕の感覚だと
ホームステイの月は1000カナダドル+雑費食費500カナダドルで計1500カナダドル使っていました
しかしシェアハウスにしてからだいたい毎月900カナダドルぐらいだったのでやはり経済的と言えると思います
窓のない部屋って?
窓のない部屋ってなんだよっと思う人がいるかもしれません
カナダではベースメントっと呼ばれる半地下構造なのがすごく一般的です
そのためベースメントの何部屋かは窓がないなどけっこうあるんです
あってもすごく小さい窓
実際に僕の部屋はこんな感じ
フローリングを変えたばかりで床がすごい綺麗だったのが決め手となりました
値段も月480カナダドルで決して高くない
またオーナーさんがいい人で空気清浄器まで貸してくれて
「なんだ何も問題ないじゃん」
そう思いました
そう
この瞬間までは
窓のないことの弊害
常に真っ暗
初日異変に気づきます
朝、携帯のアラームが鳴る
パッと携帯を見ると8時の表示が
「ん?おかしい」
部屋が真っ暗だ
それもそのはず
窓がないのだから光が差し込むところなんてありません
真っ暗な部屋でやっと身体を起こし、電気をつける
そこから毎朝真っ暗な部屋の中で携帯に「おはよう」という日々が続くのです
まあでも最初の一か月間はあんなに嫌だったホームステイから出られたことが嬉しくて問題は朝だけ
日中はどこか外で時間潰せばいいから大丈夫かっと思うのです
部屋の空気が生ぬるい
世の中には換気という言葉があります
換気扇という器具があるぐらい換気というのは大事なのです
窓がない=換気できない
ということになります
あれ?空気清浄器借りてたじゃん!っと思う人もいるやもしれません
そうです、僕には空気清浄器があります
しかし
限界があるのです
最初のころは空気清浄器あれば大丈夫かと思いました
しかし、一か月するともうあんまり意味はないのです
そもそも空気清浄器はその名の通り空気中のチリやゴミをフィルターを通して掃除するものであって新しい空気との換気の目的では使わないのです
教養のない僕はあの時、そこまでの思考は至らなかったのです
気分が暗くなる
風邪をひいた時、僕は寝込んでしまうタイプなのですがそんな時窓のない部屋は最悪です
お日様の光をまったく浴びず、ただベッドに横になってるだけ
本当に気分が暗くなります
なんとなく身体がだるい感じもしてくる
携帯を見ない限り今何時頃かわからない
部屋は常に真っ暗だから無限に寝れる
なにしてんだおれ
そう真っ暗な部屋で自問自答することになります
まとめ
窓大切です
最初僕は窓の存在をなめてました
正直、電気つければ同じだし日中は外でてればいいや
そう思ってました
違うんです
普段当たり前にあるものだからこそ、その大切さに気づかない
失ってから初めて気づきました
I love 窓
We need 窓
みなさんの周りにも当たり前すぎて気づかないだけで大切なことはあるかもしれません
大切な人、大切なもの、大切な窓
失ってから気づくこともあるかもしれませんが失う前にもう一度考えてみましょう
っと今回は意味ありげにしめてみます
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