美術のセンスも画家の知識もない教養のない僕がオススメするアート作品7選。
世の中にはアートが溢れています。
あれもアート、これもアート。
ただの落書きや小学生の落書きのようなものであっても、著名な人や名が知られている人が描いたものになるとたちまちアートになります。
もう察しているかもしれませんが教養のない僕には未知の世界。
落書きみたいな絵は落書きの価値にしかなりませんでした。
そんな、僕でもアート作品を見るのは意外と好きです。
たまにおおーすごい!と超凡人の私でも感銘を受けられる作品に出会えるからです。
今回はそんな僕が独断と偏見でただこれ良かったと振り返る。そんな記事です。
ちなみに教養はないので描いた人の背景とか、どうしてこの絵が価値があるのかとかそういうものは一切わかりません。
悪しからず。
Art Gallery of Ontario(AGO)について
僕が留学しているトロントにはArt Gallery of Ontarioというものがあり、通称AGOと呼ばれています。
(引用元:EllisDon - Art Gallery of Ontario )
ちなみに読み方は「アゴ」ではありません、「エージーオー」なのです。
あなたも今から鼻高々に「エージーオー」と呼びましょう。
このAGO。僕はけっこう好きで3回ほど言ってます。(好きという割に少な!っていう人。大丈夫、わかってます。)
館内はとても広く5階建ての建物。建物の目の前には「AGO」っと書かれた大きなモニュメントがあるので迷わないでしょう。
さてここからがキモとなるのですが、AGOは毎週水曜日の17時以降は入場料がタダになるんです。
僕みたいに教養がない人間だと、タダなら行こうとなるのです。
もし教養のない人で水曜日にトロントにいるよって人は寄ってみては。
教養のある人にもオススメです。
ゴッホやモネの作品が展示されていた。
そして今回10月22日から特別展示でモネやゴッホの作品も展示されていたんですよ。
教養のない僕はすぐに飛びつきました。
だって、モネとかゴッホって名前だけ聞いたことあるから。
こんな僕でも名前聞いたことあるんだからすごいんじゃないか。
タダだし行ってみるか。
そう思い足を運んでみる。
しかし、モネやゴッホの作品は特別展示スペース。
12.5ドル払いました。
(この日は水曜日だったので半額でこの値段。普段は25ドルだそうです。)
何ドルの価値があるかなんて分かりもしない僕。
空っぽの財布からお金を取り出し、青い目の綺麗な女の子に握りしめたドル札とコインを渡し、中に入って行きました。
オススメのアート作品7選
1、Eugene Jansson - Hornsgatan by Night
(引用元:Eugene Jansson - Artworks )
一つ目はこれです。
なんかウネウネしている。でも道だというのが分かります。
絶望や恐怖を描いているらしいんですが、まあそんな感じする。
これ実際の作品を見ると点々で描いていてこの電柱とかは濃い白いインクで押しつぶしただけでした。
個人的に暗い絵が好きなのと、作者性格悪そうだなっというのが選ばれる決めてとなりました。
2、Frederick H.Varley - Gas Chamber at Seaford
(引用元:File:Frederick Varley - Gas Chamber at Seaford.jpg - Wikimedia Commons )
この作品は第一次世界大戦の時の様子を描いた作品らしいです。
戦争によってやせ細った大地というのはいろいろな作者の使命感をかきたてたとか。
伝えようという強い思いが感じられる一枚です。
毒ガスって第一次世界大戦から使われたと歴史の授業で習ったなっと思い出させてくれたので選ばれました。
3、Lawren S.Harris - Autumn Forest with Glaciated Bedrock Georgian Bay
(引用元:DTD_1093r 1914 Lawren S Harris Autumn Forest with Glaciate… | Flickr )
パッと見が綺麗でした。
タイトルが長くてかっこいいので選びました。
4、Emily Carr - Indian Church
(引用元:Art Canada Institute - Institut de l'art canadien )
インディアンチャーチというタイトル。
インドの教会っというタイトル。
どこにインド感が感じられんだ?っというツッコミを思わず入れてしまう。
なんかアフリカっぽくない?っと思いました。
前の作品がタイトルが長くてメモするのが大変だったのに対し、こちらは簡潔。
狩野英孝さんの「インドの牛乳屋さん」ならぬ「インドの教会」。
インドって言葉はインパクトあるな~っと思ったので選びました。
5、Lawren S.Harris - Isolation Peak
(引用元:1000+ images about Lawren Harris on Pinterest | Group of seven, Lake superior and Red houses )
見てください。この綺麗な三角形。
この人の作品はこれで二つ目なのですが色使いが綺麗で面白い。
特徴的であり個性もすごく感じました。
そして何より三角形が好きなのでこれを選びました。
6、Vincent van Gogh - Starry Night Over the Rhone
(引用元:Starry Night Over the Rhone by Vincent Van Gogh Facts & History )
満を持して出ました。
ゴッホ。
ちなみにフルネームはフィンセント・ファン・ゴッホというらしいです。
昔の画家は宇宙という未知のモノに惹かれたらしく、それを絵にすることが多かったらしいです。
ゴッホもアイデアが詰まった時は筆とキャンパスを持って家を出て、星空を絵にすることが多かったようです。
この作品が今回の展示の目玉の一つであったので、人の集まりもすごかったです。
でも、まあ納得の作品でした。
ゴッホが書いたから、というのと実際に見たら本当にすごかったので選びました。
え?何がすごかったっかって?
そんなの知りません、なんかすごかったのです。
7、Wenzel Hablik - Starry Night
(引用元:Art of the Day: Wenzel Hablik, Starry Sky, Attempt )
最後はこの絵。
宇宙を描き、カラフルで綺麗です。
なんかいいですよね。
そうです。最後はなんとなく選びました。
まとめ
完全に独断と偏見で選びましたが、僕はアートはこんなんでもいいのかなっと思うのです。
見る人がいい絵だなぁっと思えば、その絵はその人に価値があるものだと思うのです。
それになんでいいかなんて理由もどうでもいいっと思うんです。
なんとなくいいと思った。それでいいと思うんですよ。
だってその人の感性なので。
だからいちいち理由をつけるのは野暮ってもんです。
とって付けたような薄い知識をひけらかす方がよっぽど後で恥をかく結果になるんじゃないかなっと思います。
っと、自分が教養ないので必死に言い訳を考えました。