現代のストレス!お客さまは神様?何様だよ!
こんばんは。
先日、社会人になった先輩方と話す機会があり、その中でこんなことを聞きました。
「お客さまに呼ばれたらすぐにでも行かないと、、、」
「お客さまにいいえって言えないよね、、、」
うわぁ、ますます社会人になりたくなくなる。
しかし僕も大学生なのでアルバイトの経験は十分あります。
『お客様は神様』
確かにこの言葉よく聞きますよね。
けどお金を払っているだけでそんなに偉いのでしょうか。
売り手と買い手という前にどちらも人間という大前提が抜けていないでしょうか?
東のエデンから気づかされる神様論
僕の好きなアニメに東のエデンという作品があります。
ストーリーを本当に完結にいうと選ばれた9人が100億円という大金を使い日本にテロリズム(いい意味でも悪い意味でも)を起こすという社会派アニメです。
もっと詳しいストーリーなどは下記のブログの方が詳しく書いているので気になった方はどうぞ。(画像も引用させていただきました。ありがとうございます。)
この作品全11話と映画作品が2本でているのですが、今回は映画作品での主人公、滝沢朗のセリフで興味深い内容のものがあります。
「お客様は神様っていうけど本来あれって売る側の気持ちでしょ?」
なるほど!確かに。
神様が自らを神様だぞーーーって本来変ですよね笑
神様を神様たらしめるのはその他の認識が必要でだからこそ神様だと言えるんですよね。
だから売り手の人がとっても優しいお客さんに対して、あのお客さんは神様のようだったなあというのは論理が通るのに今の社会で一般化されているのって前者ですよね。
不思議。
社会の形から見る感情労働
きっと今のこの社会認識が広まった理由としては感情労働というのがあると思います。
明るい表情で接する、元気な声で挨拶する、一見すると当たり前のように見えるかもしれませんがいつもできるわけではありません。
元気のない時や辛いことがあった時などもあると思います。
そのような時でも元気に!っと言われてしまう現代。
感情のコントロールまでも労働となります。
サービス業が蔓延してしまった現代ではどこまでがサービス業なのか境目が薄くなってしまってるのかもしれません。
『スマイル0円』というキャッチフレーズもおかしいですよね。
その人はスマイルを売り物としてないし、注文されたらどんな辛い状況下でも笑顔にならないといけないのなんてへんてこです。
元来サービスとかって相手に喜んでほしいからやるものであって売り物と考えるとニュアンスが異なってきます。
おもてなしが商品ってなにか嫌ですね。笑
今一度社会のあるべき姿を見つめるタイミングだと思います。
買い物をする時に横柄な態度を取る人!!一体誰が得するんですか?
そろそろ気づいてやめませんか?その態度。