それ知ってて口に入れてる?

それ知ってて口に入れてる?

大学生が学びながら食と産業を結ぶ情報発信。身近なものからそうじゃないものまで、、、を書く予定の雑記

【食が危ない!?】支配された食料社会 フード・インク

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スーパーを見渡してみると、欲しいものはほぼ常に揃っている。

 

お肉は牛肉・豚肉・鶏肉などすべての種類が毎日並んでいるし

 野菜も季節を問わず、欲しいものを欲しい時に買える。

 

 

不自由のない食生活の中で気づくことなく生産側では「食の工業化」が進んでいる。

 

そしてその最新に立つのが、大国アメリカだ。

そのアメリカの食工業の裏側をドキュメンタリー、「FOOD,INC.(フード・インク)」を

紹介したい。

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あらすじ/解説

 

普段口にしている食べ物はどのように生産され、消費者の元に届けられているのか? 広大な農地で行われるアメリカ流の農業スタイルは、より安く効率良く作物を収穫するためのもののはずだった。しかしそれがもたらしたのは、一部の巨大企業が市場を牛耳るいびつな業界構造や、遺伝子組み換え食品などだった。そんなアメリカ食品産業の驚がくの実態が映し出される。

(出典元:解説・あらすじ - フード・インク - 作品 - Yahoo!映画)

 

 

原材料より安い!?

今や日本でもおなじみのマクドナルド。

 

そのハンバーガーの中にはわずか100円で買えるものもある。

 

バンズ・パティ・野菜・ソース・・・

これすべてを100円以下で生産可能ということだろうか

 

100円以下にしないと利益は出ないのだからそうなのだろうが

すれが可能ということは大量生産によるコストカットが進んでいる。

 

 

そのコストカットの中にはあるのは利益だ。

それを追及した結果が今の現状である。

 

フード・インクの中では語られている。

薬にお金をかけるのか、それとも食にお金をかけるのか、っと。

 

 

 

工業化された農業

 

 

農業というと思い浮かぶのは老夫婦が汗水を流しながら農耕を行っている姿かと思う。

 

 

しかし、今のアメリカではわずか数社がアメリカの食料を支配している。

それはもう、工業となんら変わりのない、大量生産で利益を追求している工業化された

農業という他ない。

 

 

工業化された農業が悪いという訳ではない。

私たちに気を付けなければいけないのは私たちの健康だ。

 

自らの健康は自らで守らないといけない

 

本作の監督はインタビューの際に今後消費者が気を付けなければいけないのは

以下の項目としている。

 

・労働者や動物の環境を大事にする企業から買う

・スーパーに行ったら旬の食材を買うこと

有機食品を買う

・成分を知る

・地産食品を買う

・農家の直販で買う

・家庭菜園を楽しむこと(たとえ小さくても)

・家族みんなで料理を楽しみ、家族みんなで買う

・健康な給食を求める

など。。

 

システムを変えるチャンスが一日三回あるという。

 

 

現状、日本はアメリカほどにはなっていない。

 

しかし、今後、日本もアメリカ近く工業化されていくだろう。

 

現在の日本は高齢化が進んで、就農年齢も高い。

今後生きていく道はしっかり利益を出すこと。農業という仕事が魅力的になること。

 

利益と健康は背反してしまうのだろうか?

両立する道を探していくには消費者の関心が重要だ。

 

 

消費者が少しでもより多く関心を食べ物に向け

消費者が望むものを生産側に届けることができれば両立は可能かもしれない。

 

 

私たち一人一人の行動がキッカケを与えることになるのではないか。

 

 

食べ物がどこから来ているか知ってる?

3syoku.hatenablog.jp