日本に帰国して逆カルチャーショックを受けた5つのこと。
日本に帰国して早いもので既に一週間が経ちました。
僕はカナダに10か月間住んでいたのですが、そんな風に海外に長く住んでいたからこそ感じるカルチャーショックがありました。
いわゆる逆カルチャーショックです。
些細なことから大事だなと気づかされるものまでたくさんありました。
- エスカレーターではついつい右に立ってしまう
- 信号無視をついついしちゃう
- くしゃみをしている人を見ると変な気分になる
- カスタマーサービス、接客態度がすごくいい
- なのにキチンと「ありがとう。」と店員さんにお礼を言う人は少ない
エスカレーターではついつい右に立ってしまう
これは地域によると思うのですが、東京では左に立つのが普通です。
多分、関西圏だと逆になるのかな?
トロントではエスカレーターは左側に立っていました。
やはり身体に染みついた習性は恐ろしく、帰国して最初の数日間は気づかぬうちに逆に立っていて後ろの人に睨まれてしまいました、、、
信号無視をついついしちゃう
はい。
分かってるんです。いけないことって。
トロントにも信号はもちろんあります。
でも車の数が全然違うんですよ。
ダウンタウンまで行くと車や人通りも多いので信号は必ず守るのですが、少し住宅街に入ると車の数がグッと減ります。
なので、信号を気にすることがなかったりします。
はい。これはいけないことですよね。
早く直さないといけないと思っています、、、
くしゃみをしている人を見ると変な気分になる
今の時期は寒いですから、風邪をひいているのかくしゃみをしている人を見かけることは少なくありません。
海外だとくしゃみをした人に声をかける文化があります。
英語圏だと「Bless you.」です。
なので、くしゃみをしている人を見るとついつい
「Bless you.」
と声をかけたくなります。
しかし、ここは日本。
急に知らない人から
「Bless you.」
気持ち悪いのにも程がありますよね。
なのでグッと我慢します。
なのでなんか変な気分になります。
カスタマーサービス、接客態度がすごくいい
どこに行っても、みんなすごく丁寧。
言葉遣いも作法も丁寧。
飲食店でも席に座ったらすぐにお茶が出てくるし、ご注文は?と聞いてくれます。
注文してからも提供されるまでも早い。
別にチップが貰えるわけでもないのに本当にすごい。
海外のカスタマーサービスが悪いと言いたいわけじゃないんです。
確かに海外だと本当に接客態度が悪いところは本当に目も当てられないぐらい悪いですが。
日本と海外だとカスタマーサービスや接客ということへの認識がはっきりと違います。
海外は友達感覚というか、かなり気さくに話しかけてきますし、注文したのに全然お料理が運ばれてこない時とかも「あーごめん、ごめん!」みたいな感じで対応されます。
しかし、日本ではハッキリと店員さんとお客さんという住み分けができています。
なので、そんな風に接することも少ないし、言葉遣いや対応も実に丁寧です。
中にはフレンドリーな店員さんの方がいいという人もいるかもしれませんが、僕は日本の接客態度はすごいと思います。
なのにキチンと「ありがとう。」と店員さんにお礼を言う人は少ない
僕は帰国してすぐの時、飲食店に行ったのですがサービスの良さに本当に感動して
「ごちそうさまでした。ありがとうございました。」と目を見て言ったらすごい驚かれました。
そしてよくよく見てみるとけっこう無言で会計を済ませて帰る人が多いなということに気になりました。
確かに、慣れてしまうとなにも特別なことには感じないかもしれないですし、一言お礼をいうのも手間に感じるかもしれません。
しかし、それでもやはり一言「ありがとう。」と言うだけで店員さんへの印象は違うと思います。
チップを払わなくてもいいんですから「ありがとう。」の一言を言ってみてはいかがでしょうか?