【カナダでファームステイ】命のやり取りについて考えるの巻
今日は餌やりを教わるために昨日より一時間早い朝の7時から仕事でした。
カナダの農家で見る綺麗な朝焼けでした。
朝エサやりを始めようとしたら・・・?
さて早速餌やりを始めようと鶏のケージに行きました。
僕のファームでは鶏は鶏、七面鳥、あひるを飼っているのですが、あひるは基本放し飼いで飼っています。
朝にゲージの外に出して、夜にはゲージに戻ってきます。
それらのガチョウを管理するためチューバッカという名前の大きな猟犬がいます。
(多分、農園主はスターウォーズが好きなんでしょう。)
朝今日も同じようにあひるを放しました。
元気よくあひるがゲージを飛び出して行きました。
しかし、その時、チューバッカ(犬)が吠える吠える。
どうやら、ラクーン(アライグマ)が出たらしく、チューバッカが吠えていました。
ラクーンはあひるを殺してしまうらしく外敵らしいです。
そしたら、農園主が猟銃を持ってきました。
木の上にいるラクーンに狙いを定めてパーンと音がする。
ドサッと落ちてきたラクーンはお腹を打たれましたが未だ生きていました。
そうすると、
農園主はその辺にあった棒で
頭を叩き息の根を止める!!!
びっくりして立ち尽くしました。
腸がお腹から少し出ているラクーンの死体。
命が失われる瞬間を始めて目の当たりにしました。
気を取りなおして朝の餌やり
外で放し飼いにしてある、ガチョウと豚に餌をあげた後、室内で飼っている鶏たちへの餌やりと種豚への餌やり。
鶏のゲージの外からの風景。
うわああああああ!!!!
怖いいいいいいいいいいいいいいいい!!!!。
ふう。しかし、ここで引き下がってはいけない。
これから一か月このゲージに入らないといけない!!
これが中の様子。
羽をバタバタさせたりするけど、あんまり襲ってこないし良い鶏たちでした。
良かった。
その後は冬に向けてフィルム張り、そして去年使ったフィルムの除去
冬に向けて、フィルム張りをしました。
冬は雪が積もるのもあり、乾燥から守るためにフィルムをかぶせました。
この広い農園に
奥に少し見えている黒いのがフィルムです。
今日の総括
いや、餌やり初日まだまだ慣れないですね。
今日鶏小屋に入った時、鶏が一羽死んでいました。
今日一日でラクーン、鶏と二つの命が亡くなる瞬間に触れました。
普段、僕は命のやり取りに触れる機会はないので衝撃的な出来事でした。
でも生きるってこういうことなんですよね。
悲しいけど、僕も受け止めないとなっと思いました。
農園主がラクーンの頭を叩いている時、見慣れない僕はすごい胸がモヤモヤしました。
戦争とかでなんで人間を殺せるのだろうと感じました。
これからも学ぶことはたくさんありそうです。
これは農園で仕事している時、撮った空の景色です。うって変わって苦しいぐらい綺麗な空でした。