それ知ってて口に入れてる?

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それ知ってて口に入れてる?

大学生が学びながら食と産業を結ぶ情報発信。身近なものからそうじゃないものまで、、、を書く予定の雑記

トルコでクーデター!?なぜ起きた?そしてなぜ今?

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こんばんは。

 

 

先週の金曜日(7月15日)、びっくりするニュースを耳にしました。

 

トルコ軍がクーデターに乗り出したということでした。

 

日本人の僕としては日本のクーデターを思い返してしまうのですが、パッと思い浮かぶのは、「話せば分かる」の名句である犬養毅が暗殺された五、一五事件。

またこちらは未遂で終わりましたが皇道派と統制派の対立があった、二、二六事件。

 

しかし、いずれも前者は1932年、後者は1936年と今から80年近く前の話であり日本は第一次世界大戦を経験し、とても不安定な中でした。

太平洋戦争が始まるのが1942年ということも考えるといかにこの時の日本の軍部が力を持っていたのかが想像できますよね。

 

 

では、今トルコでなにが起きているのでしょうか。

 

イスタンブールのボスポラム橋を軍が封鎖、首都のアンカラのトルコ議会へは爆弾が落とされ本格的なクーデターが起こりました。

現在は収束し、クーデターは失敗に終わったと発表されています。

 

クーデターってどうして起こるのでしょうか。気になったので自分で調べたものと考えた結果のものをまとめたいと思います。

 

 

トルコでなぜ今クーデターが?

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なぜトルコでクーデターが起きたのでしょう?

簡潔な理由としては大統領の政治方針への反対です。

 

現トルコのエルドアン大統領はイスラム原理主義の思想の持ち主。

つまりトルコをよりイスラム化しようと考えている人なのです。

 

でもそれって例えばどんなことって思いますよね。

一番大きな変化は教育への影響だと思います。

エルドアン首相は学校教育へイスラム教の教育を強化しようとしており、また、トルコ全土80以上の大学にモスク(イスラム教徒の礼拝所)を建設しようとしています。

 

また最近はシリアからの難民問題、クルド族の独立問題などもあり国内は不安定な状況だったことがうかがえます。

 

 

何が対立のきっかけに?

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 では何が特筆すべききっかけになったのでしょうか?

もうお分かりかもしれませんが思想ですね。

 

もともとトルコの初代大統領(トルコ建国の父)と呼ばれるアタテュルク初代大統領は世俗主義を唱えて、政教分離(政治と宗教を切り離す考え)を推し進めていた人でした。

 

となると、もうあれ?ってなりますよね。

イスラム経を政治に持ち込んでいる現大統領 エルドアン大統領

世俗主義政教分離を推し進めた初代大統領 アタテュルク大統領

 

という思想対決になってくるわけです。

ちなみに僕としてはすごい興味深い点なんですが、国民の政府への支持は真っ二つに分かれているそうです。

トルコ人の友達が言うには本当に政府が大好きな人と大嫌いな人で半々らしく面白いなあっと感じました。

 

ともあれ、思想の反発から軍の内部に反乱分子が生まれ、今回のクーデターに至ったわけです。

 

 

なぜクーデターは起きるのか?

 

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ではなぜクーデターは起きるのでしょうか。

考えた結果3点にまとめてみました。

1、軍組織が大きな力を持っている。

クーデターとは簡単に言うと武力で解決してしまおうという考えがピークに達し起きるもののような気がします。

暗殺にしろ全面的な反乱にしろ、そのどちらにも共通するキーワードは武力解決であるのではないかと思います。

となると軍部が強力な力を持つのは条件の一つなのではないでしょうか。

 

 

2、情勢が不安定

情勢が不安定であり、混乱が起きやすいときほどクーデターは起きやすいのではないでしょうか。

もちろん、クーデターは起こすにはそれに至るまでに作戦と計画が必要です。

混乱に乗じなければまず成功できるとは思えません。

 

 

3、思想が社会に広がっている

僕が特に感じたポイントはこの思想です。日本でのクーデター事件(僕は日本史しか勉強していないので日本のことしか分からなくてお恥ずかしいのですが、、、)と比べてみても対立の原因は思想です。

お金や権力と言ったことを巡り数々の戦いが起こってきましたが、クーデターとなるとその色は薄く、それよりも思想の衝突である印象が僕個人としては強いです。

今の日本は宗教色も強くなくあまり考えにくいですが、宗教や思想というのは時に大きく個人を動かし、社会を動かします。

信条や思想というのは時に、その個人にとって命より重いものになってしまうのではないかと感じました。

 

 

以上が僕のまとめと考察です。

トルコでクーデターが起きた時、自分はただただびっくりするばかりで考えもしていなかったので驚愕としました。

もう少し世界に目を向け関心を向けないといけないなあっと反省するばかりでした。

また今回調べていて、「思想」の恐ろしさを感じました。

恐ろしさというと語弊があるかもしれないのですが、社会の大事な節目節目で社会を動かしてきたのは思想と言っても過言ではないのではないかと感じるほどでした。

日本人の僕としてはあまり馴染みがなかったのですが、社会と思想の強い結びつきを考える良い機会となった記事、出来事でした。

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