それ知ってて口に入れてる?

それ知ってて口に入れてる?

大学生が学びながら食と産業を結ぶ情報発信。身近なものからそうじゃないものまで、、、を書く予定の雑記

島での暮らし!とある島で二泊三日暮らしてきました。

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こんばんは。

 

 

5日ぶりの更新となってしまいました。

実はこの5日間なにをしていたのかというと、「青春18切符」を使って山口県まで行っていました。

 

そこからとある島へ・・・

 

 

往復だけで4日間かかりました笑

長いですね。

(一日目は広島に一泊、帰りは豊橋に一泊しました。)

 

さすがにずーっと電車で座りっぱなしだったのでお尻がぶっ壊れるかと思いました。

まあ、でも今しかできないですからね。笑

 

 

島へ

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島に着くと良い天気。

海に向かって潮風を浴びながらその日は疲れて特に何することもなく寝てしまいました。

 

ちなみに位置情報で見るとこんな感じ。

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見事なまでの島流し感・・・

 

 

 

農地を散歩

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二日目は自転車を借りて島を散歩しました。

まわり一面は田んぼばかり、原風景っていうんですかね。こういうの。

 

 

今はまだ種まきをしていなく、田んぼの調整段階。

早いとこは3月の下旬から4月の上旬にかけて種まきをするみたいです。

 

 

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 自転車を走らせているとビニールハウスもちらほら。

 

 

ちなみにこの島では主に米・玉ねぎ・きゅうりなどを多く栽培しているみたいです。

 

夜は釣りへ 

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夜は泊めてくれた人の趣味であるというイカ釣りに!

人生で初めてのイカ釣り。

 

「最近はしけてて全然釣れないよ。」っと地元の人が。

 

釣れるかなあっと不安でいながらリールを巻くと

 

「兄ちゃん!かかってるよ!」っと。

 

見てみると確かにイカが!

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どうやら白イカみたいです。

(釣り上げられた時、スミを吐くのがアオリイカ、水を吐くのが白イカらしいです。)

 

あまりに珍しく眺めていると色に変化が。

「すーっ」と透明になっていきました。

 

「怒ってる時は茶色くなるんだよ。」っと地元の人が。

 

こんな状態のイカ、初めて見ました。

 

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有難くお命を頂戴しました。

コリコリ食感。とても美味しかったです。

 

島での暮らし。農業で暮らすって?

 島で農業をして暮らすってどういうことなのでしょうか?

 

「もし自分に子供がいて、大学行きたいって言われたら出稼ぎだよ。農業だけでは今の世の中食っていけんよ。」

 

「昔は家族の縁っていうのかな、地縁みたいなのってすごい強いから両親が出稼ぎに行ってる間はばあちゃんに面倒見てもらうの。だからばあちゃんと過ごす時間ってのはとても長いわけよ。母に言われたのは、たぶん私(母)が死んでもあんたは泣かんだろうね。ばあちゃんが死んだらえんえん泣くさ。それぐらいばあちゃんといたの。」

 

この家の娘さんはこう言います。

「確かにうちは貧乏だけどなりたい職には就けてるし不満はないよ。」

 

 

島で驚いたことはみんなで朝食、昼食、夕食を食べることです。

12時になったらみんな家に戻りご飯を食べてまた仕事に行きます。

東京で暮らしていたら考えられない状況ですよね。

 

また一つ感じたことは自分(消費者)としての意識です。

「前に宮城の米を送ってもらったことがあるんだけど、美味しくなかったぁ。寒暖差があると米の粒は大きくなる。だから口の中がねちゃねちゃする。山口の米と全然違うでしょ?」

っと言われたのですが正直自分には全然違いが分かりませんでした。

 

 私は農家出身でもなく東京にいるごく一般的な消費者です。

あぁ。消費者の意識って所詮こんなものだ。

農家(生産者)はこだわりを持って作ってるかもしれないけれど、食べる人(消費者)はその違いについて特に意識がない。

 

せめて安全性だけでも理解していかないと。

害虫を抑えるため農薬はかかせない。それに農薬は高い。コストにもなってる。

それでも使わないと大変であるという現状。

本当に有機のものが食べたいなら相当のお金を払わないといけない。

 

 

安全なもの、安心できるものを食べるにはそれ相応の対価が必要

 

ということだけでも理解していかないといけないと強く感じました。