それ知ってて口に入れてる?

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大学生が学びながら食と産業を結ぶ情報発信。身近なものからそうじゃないものまで、、、を書く予定の雑記

海外に向けて!輸出される今後の日本の農業。その3つのポイント。

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こんばんは。

東洋経済から面白いニュースがあったので紹介します。

それがこれです。

toyokeizai.net

現在、日本の農業が抱えている問題というのは数多いです。

しかし、最近の流れとして日本国内の問題という流れから、TPPなどによる海外作物の流入が予想されており、日本農業のマーケットの位置づけが重要な課題となっております。

 

1、どこで売る?加速するアジア市場。

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現在、農業に関わらず市場で最も期待されているのはアジア市場。

とりわけ、東南アジアです。

筆者は2年前初めて東南アジアであるカンボジアに行ったのですが、その時は周りから「そんな危ないところ行って大丈夫?」

「死なないで帰ってっこいよ!」

「お金持ってると命狙われるぞ!」

など様々な言葉を言われました。(行くまでビビりました)

 

しかし、行ってみると首都プノンペンの発展具合に腰を抜かしました

地方は日本の人たち思い描く通りの発展途上国そのままでした。

つまり、ものすごい貧富の差がそこにはあったわけです。

 

ちなみに筆者が行って実際に撮ったプノンペンの写真がこれです。

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ものすごいビル通り、そして車の数。

実際に行ってみると、東南アジアが経済成長しており、次の市場と注目される理由が肌でわかります。

 

日本も追い抜かされないだろうと踏ん反り返っていると危ないかもしれません。

2、目を向けるは国外!

TPPの大筋合意により、注目されるは国外需要となりました。

正直、日本の農家はまだまだ弱く世界に向けてなど無理だろうっと思っていたのですが、複数の技術を駆使し、少ない人数で経営を行う農家の人たちはすでに海外に対し目を向けていました。

 

海外の展示会では日本のブースが最も人気があり、海外への輸出にかけられる期待値は大きい。

また、なるほど!っと思ったのは現地で栽培するというアイデア

フィリピンを始めとする東南アジアでは農業技術というのはまだまだ低い。

実際に日本の農家が足を運びやり方に工夫を加えるだけでジャポニカ米は育ったという。

まるで自動車工業のように日本の農業というのも日本に出荷されているようです。

 

ちなみに、耕地面積が少ないながらも輸出で大きな成功を挙げている国があります。

それはオランダです。

オランダは主に安い種の状態の花弁類を輸入し、自国で成長させたあと輸出をするという手法で成功しています。

加工農業といわれるこの手法。形は違えど日本も加工農業に乗り出す日が来そうです。

 

 

3、企業との連携で農業のあり方が変わる?

もう一点、キーワードとして挙げられているのが「連携」です。

海外に市場を移したとしても、資産力の運用などで不安な点が挙げられます。

その点を補うものとして企業の後ろ盾が挙げられています。

もちろん、自らで世界でも勝負できる農家ならこの必要はありませんが、そうではない農家としては頼らざるを得ない状況であるのも事実です。

 

しかし、そのことによって農業というものがより農家の手から離れていってしまうのではないかと懸念を感じます。

 

近年ではハイテク農業としてさまざまなことやものが農業に参入してきました。

もしかしたら僕たちの想像する農業が

 

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これから

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このようなものへと変わっていく時代が来るかもしれません。

 

今ではドローンによる農薬散布も行われています。

 

近い将来、人力のことをロボットがとって変わり農業というものが人の手から離れて行ってしまうかもしれません。

もちろん効率的にやることも大事ですが、それ以上に食べ物であることから品質や安全性を忘れてはいけません。

 

すべてロボットが作り機械が管理した野菜は果たして安全でおいしいのでしょうか?