マイナンバー制度。番号もらってなにになるのか。
おはようございます。
今朝はこのニュースから
つい先日導入されたマイナンバー。巷ではマイナンバーを利用した詐欺が起きるなどいろいろ波紋をよんでいるこの制度。
実際はどうなのでしょうか。
政府が掲げる三つの柱
政府はマイナンバーの導入に対して以下の三つの利益があると掲げています。
・行政の効率化
行政機関や地方公共団体などで、様々な情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減されます。複数の業務の間での連携が進み、作業の重複などの無駄が削減されるようになります。
・国民の利便性の向上
添付書類の削減など、行政手続が簡素化され、国民の負担が軽減されます。また、行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関から様々なサービスのお知らせを受け取ったりできるようになります。
・公平・公正な社会の実現
所得や他の行政サービスの受給状況を把握しやすくなるため、負担を不当に免れることや給付を不正に受けることを防止するとともに、本当に困っている方にきめ細かな支援を行えるようになります。
近年いろいろと問題になった生活保護の不正受給。
今回のマイナンバーもその一環としてのアプローチなのでしょうか。
配布方法に問題あり?
マイナンバー制度。
この個人情報にうるさい現代において、わざわざ個人情報ダダ漏れの紙を用意し配布するというのは何ともナンセンスな気がしますが、とりあえずそれは置いておいて。
僕が驚いたのはその配布制度。
本人確認も一切しないで郵便物として送られてくる。
社会保障に必要なこの12桁の番号。
一生変更もできないらしいこの番号を郵便で送るのってどうなのでしょう。
僕はピザ屋のクーポンじゃないんだから、、、っと思いました。
せめて一人一人が市役所に行き、本人確認を経てから発行ぐらいやっても良いのではないかと思います。
もしそれで実際に来る国民の数が少ない場合は必要のない制度なのだと思います。
つまりより中身を検討する必要があるのです。
国民の意思と制度の乖離がみられてしまうのではないでしょうか。
マイナンバーで減税?一体どうするの。
マイナンバーの運用に関し、消費税率が10%に増税されてから、マイナンバーの提示により2%分が返ってくるという制度を検討している。
おそらくマイナンバーの利用者に対してはっきりといたメリットの提示により利用者増加の狙いかもしれないが本当に可能なのだろうか。
政府の発表としては、パスモやイコカで買い物をする時のようなカードリーダーを設置し、マイナンバーを読み込むのを検討しているそうです。
しかし、一体いくらのコストがかかるのでしょうか。
それにどこまでの店舗が対象になるのでしょうか。
まだまだはっきりとしないマイナンバー制度。
マイナンバー制度を受けないことはできません。
来年の1月から運用され始めすぐには僕たちの身の回りには変化はでないと思いますがどうなっていくのか不安が尽きないですね。