それ知ってて口に入れてる?

それ知ってて口に入れてる?

大学生が学びながら食と産業を結ぶ情報発信。身近なものからそうじゃないものまで、、、を書く予定の雑記

異常?正常?同性愛って実際どうなんだろう。

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おはようございます。

 

 今朝はニュースで同性愛についてのテレビニュースを見ました。

「同性愛は異常」と投稿、海老名市議に辞職勧告というニュース。

最近いろいろとよく耳にする同性愛者。

いろいろな呼び方があるが有名なのは

LGBTという総称。

女性同性愛者(レズビアンLesbian)、男性同性愛者(ゲイGay)、両性愛者(バイセクシュアルBisexual)、そして性同一性障害含む性別越境者など(トランスジェンダーTransgender

最近はアメリカで同性婚が認められたりなど同性愛に関するニュースをよく目にするようになりました。

 

日本では寛容?世界ではどうなの?

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日本では若者を中心に同性愛に対して寛容な態度がとられています。

テレビのバラエティ番組など見ても多くの同性愛者と公言している人の出演が目立ちます。(マツコ・デラックスさん、IKKOさんなど)

しかし、世界的にはどうなのでしょう。

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(2015年7月時点。EMA日本調べ)

 

こうやって見ると同性婚を認めている国というのは極少数な一方で、GDPは6割近くを占めています。

メディアへの露出が増えるのも納得。

調べてみると同性愛に対して強固な態度で接しているのは主に中東イスラム圏。

イスラム経では異端とされている。実はキリスト教でも同性愛は性的逸脱とされ容認されていません。

そのためアメリカなどでは容認傾向にある一方でいじめや差別なども根強いらしいです。 

宗教による規定では同性愛は罪や逸脱と明記されているようです。

日本は世界でも珍しい無宗教の国である点も同性愛に対して寛容なのの一因なのではないでしょうか。

 

 

 

同性愛は近年になって起こったこと?日本史から読み解く同性愛。


 もちろん同性愛というのは最近に始まったことではありません。

表だって出てきていないだけで昔から存在していたでしょう。

しかしその歴史はどうだったのだろう。

調べてみると仏教が広まり日本では坊さんが女性の接点がないことから美少年を見つけて愛することが多かったようです。

男色と言われる言葉が生まれたのもその背景があるらしく、特に禁忌とされていなく割と容認的だったらしいです。

意外なことに織田信長徳川家康と言った偉人達もどうやら同性愛者。

フランシス・ザビエルが日本に来た時も唯一難色を示したのが同性愛だったようです。


筆者が大好きな井上雄彦作の『バガボンド』という宮本武蔵の生い立ちを描いた漫画の中にも同性愛のシーンがあります。

辻風黄平(のちに宍戸梅軒と名乗る)が幼少期、その美しい顔立ちから男から犯されそうになるシーン。


なるほど。案外同性愛というのは日本では身近なものだったのかもしれませんね。

しかし歴史が移り変わり江戸時代中期になると君主への忠誠を度外視し美少年に対して寵愛を受けさせることなどによるトラブルが多発。

同性愛が問題視され暗く影を落とすようになっていきます。


確かに将軍などは一夫多妻であったため一人ぐらい同性の相手が居ても他で十分子供を残すという機能は達成されています。


しかし、同性愛を問題だと規定し、明治維新からの制度化の流れや鎖国の開放によって同性愛というのは禁じ手のように見られてきたのかもしれません。



そう考えると現在の同性愛に対して容認していこうと声をあげるのはある意味制度化された社会から自分らの愛情や感情を取り戻そうといったことなのかもしれませんね。


ところで筆者は同性愛に対して反対も賛成も確固たる意見は持っていません。

とても高度な問題のために意見が出せないといった方が正しいかもしれません。

まだまだニュースなどで同性愛が取り上げられるということは社会的に違ったものという認識があるのかも事実。


しかし僕が一つ思うのは必要だということです。

社会で生きていく上で必要ではない人間などいません。社会学を勉強しているとわかる。


同性愛がなければ異性愛でのみ愛情を解釈することになりますね。

性別が違えば愛情なのか?遺伝子の相性が良ければ愛情なのか?

愛情なんて分析しようと思っても分析できないものだと思います。だからこそ同性愛も異性愛もあって面白いのだとも思います。

異性愛のみでその謎を解こうとすれば随分と機械的な見解ばかりになりそうで面白くないですよね笑


社会や制度から同性愛をみることが出来てもその内実、本人達の感情や真意などは分かりません。

なぜなら筆者自身が同性愛者ではないからです。


性愛者たちが異性愛に対してなにも言ってこないのに対して異性愛者ばかりが同性愛にとやかく言うのもおかしな話なのかもしれませんね。

 

 

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