2016年もあと一日。2016年三食まとめ。【おすすめトピック7選】
2016年も残すところあと一日となりました。
みなさんにとって2016年はどんな年になったでしょうか?
僕は今年の4月からカナダに留学していて、残す期間もあと一か月近くのみとなってしまいました。
時間が経つのがあっという間とはよく言ったものですが、本当に今振り返ると一年がすぐに過ぎ去ってしまったかのようです。
さてこのブログも細々と続けながら一年が経ちました。
本当は食べ物関係でブログが書きたくて始めたのですが不思議なものでだんだんブログを書くこと自体が好きになっていました。
飽きっぽい僕が途中もう続けなくていいかと思ったこともあったのですが、こうして曲がりなりにも書いているのは反応をくれる人のおかげだと心から感謝しています。
別に多くの人に読まれたいという思いでは書いていないのですが、少しでも、こんな情報欲しいなと思った人の役に立てればとずっと思っています。
そんな感じで前置きが長くなりましたが、個人的な印象に残った記事などをまとめていきたいと思います!
- まずはこれ!なにかと話題になるペヤング!!
- 面白いドキュメンタリー映画に出会った時のわくわく!!
- ホームレスの人を無視するのをやめた。
- なにも留学生活はいいことばかりじゃない
- 英語に関して考えが変わりました
- ブログだから言いたいことも言いたい放題です
- ファームステイで得られたことは多かった
まずはこれ!なにかと話題になるペヤング!!
ペヤングが発売中止になり、発売が再開したのは記憶に新しい去年の11月。
長い間大好きなペヤングが食べられず、久しぶりに口にしたときは涙が出るくらい美味しかったです。
そんな中でも攻める姿勢を忘れないのがまるか食品。
最近では「ペヤング わかめMax」「ペヤング パクチーMax」など変わり種をバンバン出しています。
そして今年の3月に発売されたのはぺヨング。
いかにも怪しい名前だし、なにか偽の商品かと疑ってしまいますが、れっきとしたまるか食品の商品なんです。
それに対して取材したこの記事。
ぺヨングの名前の由来を聞いた時はあっけにとられました。
面白いドキュメンタリー映画に出会った時のわくわく!!
もともと映画に対してそんなに造詣が深くなく、ましてやドキュメンタリー映画なんて全く見に行かない僕が今年はとても面白い作品に当たりました!
福島の原発事故から命を絶ってしまった農家にフォーカスした大地を受け継ぐ。
犠牲者がいないとされている福島原発事故。
果たして僕たちは本当にそう考えていいのだろうか。
人、動物、大地、深く傷ついたものはそこにいる。その声なき声を届けるこの映画。
なにかを伝えようと強い意志で作られた映画は心に響くものがありました。
それとはまた違う一面でドキュメンタリー映画の面白さを感じたのがこの作品。
海外で見たこともあって日本文化のなにが特徴的、そしてなにを守っていかないといけないのか。
日本独自のすばらしさ、そして大切にしていかないといけないものを再確認させてくれるそんな映画でした。
僕はカナダで見たのですが、「そうそう!日本人のすごいところはこれだよ、これ!!」とまさ口で説明するのが難しく、でも確かに存在する日本独自の誇れるものを端的に説明されていてもっと多くの外国の方、そして日本人の方に見て欲しいと思いました。
ホームレスの人を無視するのをやめた。
今年自分の中で大きな命題となったのがホームレスという言葉。
ひょんなことから関わることが出来てそこには自分の知らない世界が広がっていました。
僕はホームレスが大嫌いで一生口を聞くこともないだろうなと本当に思っていました。
でもその時は本当に無知でなにも知らなかったのです。
社会のシステムからはじかれた人達がどうしてそこに至り、どのような思いも持って生活しているか、話してみて、顔を向けあってみて初めてわかることがそこにはありました。
なにも留学生活はいいことばかりじゃない
今年やはり大きな出来事としては留学です。
新しい場所に行き、違う環境に身を置いて、新しいことにチャレンジするのはとても刺激的でした。
しかし、いいことばかりではありません!
まずはホームステイ。
僕は完全にハズレで最初の一か月は毎日毎日気を遣う日々。
ひどいストレスでした。
また初めて人種差別というものも経験しました。
今までここまで明らかな差別というものを受けたことはありませんでした。
本当にあの時の何とも言えない。表現できないモヤモヤした濁った気持ちは忘れません。
そして極め付けはこれ。
窓は必要です。
太陽最高。
英語に関して考えが変わりました
海外で生活していて英語しか使わない生活をしていて、変な先入観があることに気がつきました。
言語にはそれぞれの良さがあり、序列はありません。
最近は英語を身に着けてから海外で英語でしかコミュニケーションを取ろうとしない自分に気づき、ああこれはデメリットだなと思いました。
英語力は上がったかもしれませんが、もともとのコミュニケーション能力が下がってしまったんじゃないかと不安です。
ブログだから言いたいことも言いたい放題です
ブログを匿名でやっていて良かったと思うことは言いたいことや思ったことを誰の目も気にせず書けることです。
僕は小心者なので、友達が知っていたら、後日こういうこと言われそうだなあとかけっこう気にしちゃうんですよね。
そして殴り書いたのがこの記事。
なに甘いこと言ってんだよと思われるかもしれませんがけっこうです。
思っていることを思ったままに書いてなにか言われるなら後悔はありません。
ファームステイで得られたことは多かった
そして留学の中でずっと挑戦してみたかったファームステイ。
ファームステイに関しては得られる情報が少なく本当に最後の瞬間まで行くの迷いました。
その時のこともあって自分の経験がなにか役に立てればと、この記事を書きました。
実際にどんなことをしたのかが分かるように毎日記事もあげました。
もし、どこかの国、カナダでファームステイを考えている人のお役に立てればそれ以上に嬉しいことはないです!
そんなこんなで今年はこの記事含めて104記事を書いていました。
本当にいつもコメントをくださるみなさん、ツイッターで反応してくださるみなさん、フェイスブックでシェアしてくださるみなさん。そして読んでくださるみなさん。
みなさんのおかげで曲がりなりにも続けてこれたと思っています。
本当にありがとうございました!
そして来年もよろしくお願いします!
それではみなさん。
良いお年を!!!!!!!
気温マイナス21度ってイメージできる?
みなさんはどんな地域に住んでいますか?
北海道や東北、北陸地方に住んでいる人は冬の間は厳しい寒さを体験していることだと思います。
僕は東京に住んでいるのですが、冬の寒い日でも2度とかです。
今まで氷点下という経験がありませんでした。
そして今回このクソ寒い12月の中、モントリオールとケベックに行ってきました。
そこで地獄を体感したのでここに記しておきます。
気温マイナス21度では手が終わる
まず一番に伝えたのはこれです。
気温マイナス21度ではハンドクリームは必須です、マジで。
僕はハンドクリームあんまり好いじゃないんですよね。
なんかつけたあとヌメヌメする感じが残ってて気持ち悪く感じてしまいます。
だから滅多なことがないとハンドクリームはつけないです。
ただ今回
滅多なことが起こりました
というのもこの気温下で一番影響を受けるのは手です。
間違いなく手です。
まず手袋は欠かせません。
常に手を温めてないといけません。
写真を撮ろうと思って手を手袋から出すじゃないですか。
30秒も出していたら痛みが走ります。
45秒で手袋に戻してもしばらく痛みは消えません。
1分も出していると 痛すぎて涙が出てきます。
凍傷になったかもしれないと恐怖がすごいです。
ですので写真を撮るのも命がけでした。
そしてハンドクリームを使うことなく酷使してきた僕の右手はこんな状態に。
かなりのボロボロ状態。
最初はこんな感じでした
しかし何を思ったのかこれ以上はひどくならないだろうと思い、苦手なハンドクリームは敬遠してきました。
みなさんマイナス21度ではハンドクリーム使うのオススメです。
気温マイナス21度では携帯も終わる
モントリオールではモンロワイヤル山という山を登ったのですが、頂上で感動していた時のことです。
特別晴れているわけでもなく景色もそんなにいいわけではなかったのですが、頂上の景色には感動しました。
そこでいつも写真を一枚撮ってすぐに携帯をしまうのですが今回は手の痛みに耐えて何枚も撮りました。
そして何枚か撮っていると携帯の画面が急に真っ暗に。
え。
その時、確かに充電は少なかったんです。18%とかだったと思います。
だからあれ?電池無くなった?
と思い、すかさずモバイルチャージャーを取り出し接続する。
しかし応答なし。
え、やばい、壊れた?と思い、とりあえず小屋があったので屋内へ。
中には暖房があり、試しに携帯を温めてみることに。
試すとなんと電源が!
うわあ、寒さもここまでくると携帯すら破壊しかねないのか、と思っている電池の方に目をやると
電池40%
え、いやいやめっちゃ回復してるし。
気温マイナス21度ではもちろんペットボトルの水なんか耐えられない
僕はペットボトルに水を入れてリュックサックの中に入れて持ち歩いていました。
携帯が死んだ時入った小屋の中で飲もうと取り出すと。
はい、見事に凍っている。
全部が完璧に凍っているわけではなくフローズン状態になってました。
いやはやちょっとは予想したけどまさか本当にそうなっているとは。
ちなみに外の水もこの通り。
全ての地表の水が凍りつくされていましたね。
まとめ
マイナス21度
もはや異次元。
ちなみに鼻水も凍りました。
実際にカナダでファームステイをして分かったメリット・デメリット
海外で英語の勉強をするのに選択肢はいろいろとあると思います。
語学留学・交換留学・インターン・ファームステイ・ボランティアなどなど。
それぞれにメリットとデメリットがあります。
例えば語学留学なら簡単だけど費用がかかる、交換留学は費用が語学留学と比べれば安いかもしれないけれど学校によっては始めの段階からの条件が厳しいとか。
そんな中でファームステイ。
僕がカナダに来る前のファームステイの印象はファームで働く、そして費用が安いというイメージだけでした。
目的にあった留学を
これはよく聞く話かもしれないですが、留学が目的になってはいけないということです。
留学を目的にするんじゃなくて手段とするということです。
留学を通して何を得たいか。
ほとんどの人が英語力だと思うのですが、別に僕は英語力に限ったことじゃなくても全然いいと思うのです。
堅くないところでいわば経験でもいいと思うのです。
ほとんどの人が英語力だと言いましたが、その一方で多くの人が海外で暮らしてみたいという経験を目的に思っている人もいると思います。
海外で暮らすのは刺激的だし、日本との違いに驚くこともあると思います。
でも海外での生活という経験を目的にしているなら注意が必要です。
なにもせずぼんやり過ごしてしまうとあっという間に時間は流れます。
仕事をするつもりならどんな仕事がしたい。
英語力をつけるならどんなテストで何点を取る。
要は目的にあったゴールというのが大事だと思います。
簡単に言うならば、日本に帰った時に周りの人に「私はこれを経験したからこれを得られました。」というのが言えるかどうかと言うことです。
自分を始め留学に行く人は行くことばかり考えてしまって帰ってきた時のことを考える人はあまりいないかと思います。
さて、ファームステイについてなのになぜこんなことを長々と書いているかと言うと
英語力という目的に対しファームステイという手段は適さないと感じたからです。
ファームステイでは英語力は上がらない!?
僕がファームステイと聞いて思ったことの一つに英語力がありました。
もちろん英語力があげられればとも思っていました。
もちろん下がることはなかったと思います。
毎日英語で会話をしないといけないので。
しかし、上がったかというとそんな気は全くしないのです。
ファームステイはアジア人にはそんなにメジャーではないですが欧米の人達にはけっこう一般的なようです。
なぜこのような違いがあるのでしょうか。
僕はそれにはそもそもの基礎英会話力の違いがあると思います。
欧米諸国では英語は会話にも力を入れています。
そして彼らの語彙力は高いです。というのも彼らの母語と英語には似た単語があるというのが理由です。
しかし、アジア人の僕たちは全く違う文字を使っていますよね。
そのため語彙の勉強をしないといけないですし、発音もアジア人には難しいです。
つまりファームステイでの英会話には基本的な英会話力が必要になるということです。
僕は6か月、語学学校に通っていたのですが、それでやっとでした。
イギリス人の人達の会話など聞いて理解するのでやっとでした。
なので基礎ができていない状態で来ても全くわからないのではないのかと思います。
でもファームで仕事をする上で支障がでるんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。
しかし、僕はそうは思いません。
というのもファームでの仕事と言っても半分は洗いものの仕事だからです。
野菜の収穫をして野菜を洗う。
収穫の時に使ったものを洗う。
市場に持っていった際のコンテナを洗う。
洗いものの仕事は英語力がそんなに高くなくてもファームの経験がなくてもできます。
英語力を必要としない仕事をしているのだから英語力が伸びるのは難しいかなと思います。
ファームステイの仕方
カナダを始めとするファームステイの仕方は基本的にWWOOFというサイトを使うのが一番簡単で一般的だと思います。
僕はWWOOF Canadaを使いました。実際に使ったサイトをリンクで貼っておきます。
さてここからはWWOOFのサイトを使ってどうやってファームステイにいたるのかを書きます。
留学エージェントでもファームステイを斡旋しているところがありますが、別に個人でやってもそんなに難しくはないです。
①まず会員登録をします
まずWWOOFでのプロフィールを作る必要があります。
最初に会員規約の同意を聞かれたあと、犯罪歴を聞かれます。
(今まで重犯罪に関わったことがありますか?など。もちろん、NOをチェックして進んでください。というか重犯罪に関わっていたとしてもYESと答えないだろ。)
その後自分の自己紹介を英語で140文字以上で書き、写真を3枚程度貼る必要があります。
ちなみにWWOOFのホスティングリスト(農家リスト)を見るには会員手続きはなくても見れます。
②会員登録が終わったら次はWWOOFに50カナダドル払います
このWWOOFというのはロンドンで設立されたNGO団体です。
そのため今後の運営のためにという名目で50カナダドルを払います。
ここでお金を払うことでようやく農家の人の連絡先情報が表示されるようになります。
つまり、ここから実際に自分で連絡が取れるようになります。
ちなみにこの50カナダドルはいつでも払うことができ、WWOOF Canadaの場合は2年間有効です。
なので2年経ったあと他の農家の連絡先を知りたいとなった場合はまたお金を払わないといけません。
③農家の人にメッセージを送る
ここまで来たらもうあと少しです。
実際に農家の人にメッセージを送って返信を待ちましょう。もちろんメールは英語です。
僕が実際に送ったメールを参考までに貼っておきます。コピペしてもらっても大丈夫です。
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タイトル: I 'd like to work at ○○Farm
Hello,I'm ○○ from Japan and I am 22 years old.
I would very much like to work at ○○ Farm. I am available
from 日付.
Would you let me know if you can accept me?
I am participating in WWOOF for the first time, but I'm looking forward to
experience something new.
I would enjoy working surrounded by nature.
I look forward to hearing from you. Thank you.
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ここまで来たら後は返信を待ちましょう!
返信では何週間できるか、部屋をシェアすることに抵抗はないか、タバコは吸うかなど向こうが確認したいことを聞いてくるのでそれに返事をして話を進めて行きましょう。
僕は冬のファームステイだったこともあり受け入れてもらえるか不安だったため、同時に三つのファームに送りました。
そのうち返事があったのが二つで、一つは冬のファームステイを受け入れるとウェブサイト上に書いてあったのですがシーズンを終えたとのことでした。
なので時間がない場合は何件かに同時に連絡するのがオススメです。
ちなみに個人的には一か月がオススメです。
短くもなく長くもないので、気に入ったなら延長するのも難しくないと思うのでいきなり長い期間を申請するのは合わなかったときに大変だと思います。
ファームステイで得られるもの
じゃあファームステイで得られるものってなんだよと思う人もいるかもしれません。
単刀直入に言うとそれは
ファームでの経験、それと新しい人達との出会いです。
僕の場合はアメリカやカナダのような大規模なファームと日本のような小規模なファームでの比較がしたかったのとファーマーズマーケットのような直売のシステム、また有機野菜が本当にカナダのような大規模な農家で機能しているのかということなどに興味がありました。
長々と書きましたが要はカナダの農家に興味があったんです。
だから農家の人に会いに行こうとなったんです。
だからこの経験をもとに考えることや卒論を書く際の参考にしようと思います。
そしてなにより僕には大自然の中で働き、生活するというのはすごい魅力的でした。
特にカナダなどだと本当に大きな土地でどこまでも続く大自然に驚くことばかりでした。
そして自分たちが口に入れているものがどのように作られどのように届けられているかを知るというのは大切に感じました。
また何より命をいただいているんだということを強く意識できるようになりました。
自分で餌をあげて捕まえてお肉になっているのを見るとなんとも言えない気持ちになりました。
自分の中で貴重な経験となっています。
また素晴らしい人たちと出会えました。
素敵な人との出会いはなにも色んな場所や機会があるのでこれは別にファームステイに限ったことではないのですが、やっぱり寝食を共にして仕事も共に働いてと行動を共にする時間が長いので結びつきも強くなりやすいと感じました。
つまり
僕が考えるファームステイで得られたものというのはファームでの経験と新しい人との出会いです。
ファームステイのメリット
得られたものと被るものもあるのですが、僕の考えるファームステイをする上でのメリットだと思うものをあげます。
生活費がかからない
ファームステイでは生活費がかかりません。
働くかわりに食料や住むところは提供されます。
だいたいのファームは町にでるのが車を必要とし、ファームの人もそれを理解しているため食料は支給してくれます。
そのため生活費というのは特にかかりません。
僕はトロントに生活している時はだいたいひと月9万から10万ぐらいかかっていました。
しかし、シャンプーなどの個人的に使うものは支給ではありませんでした。
なので全くかからないというと語弊がありますが、ほぼお金は使っていません。
ファームでの経験が得られる
僕のように食べ物に興味やファームで興味ある人にはオススメします。
実践的な経験が得られるのと同時に食べ物が消費者まで届く過程を全て見届けるのは極めて興味深いものでした。
それに自然が好きな人や動物が好きな人にはとてもいいかもしれません。
ファームに来ていた他の人はみんな動物が好きと言っていました。
僕はもともとは動物が好きじゃなかったのですが、動物が好きなら最初からすごい楽しめていたのかなと思います。
英語のネイティブスピーカーの友達と出会える場になる
これって見落としがちだと思うのですが、語学留学ってネイティブスピーカーに出会う機会は先生以外はあんまりないんですよね。
というのも語学学校に来ている人はネイティブじゃないから英語を勉強しに来ているのでネイティブスピーカーの友達を作るには語学学校以外の場じゃないとないんですよね。
(よく耳にするのがランゲージエクスチェンジ、実際にワーホリで働いている人などは同僚にカナダ人がいるかもしれません。)
やはりネイティブの英語とノンネイティブの英語は違うと僕は感じています。
というのもノンネイティブの人は単語をくっつけてスラスラと話すので分からないこともあります。
語学留学で来ている人からするとネイティブの知り合いを作る場になります。
ファームステイのデメリット
今度は反対にデメリットだと思うことをあげます。
労働力とみなされる
ファームステイはお金を稼ぐことができないのでボランティアのイメージが強いのですが農家側の人は住むところと食料を提供している手前、ボランティアではなく労働力と見ています。
なのでやりたくない仕事であっても基本的に「じゃあやらなくてもいいよ。」とはなりません。
キツイ仕事もありましたが拒否することはほとんどできないと思います。
イギリス人の同居人がオーストラリアでのファームステイは本当に地獄でイモの収穫を8時から17時までフルタイムでやらされ、週末などの休みもなかったと言っていました。
ある意味で奴隷みたいだったと言ってましたが、あたるファームによっては本当に奴隷になりえると感じました。
というのも賃金が発生してない分、契約みたいなのもなく、労働基準も曖昧なんですよね。
だから本当にこの点は注意が必要です。
ファームステイを考えている人はどんなことをするのかなど情報はくまなく見るのをオススメします。
欲しいものがすぐに手に入らなくなる状況になる
カナダやオーストラリアなどだとそうだと特にそうだと思うのですが、町からかなり遠い場合が多いです。
農家は基本的に郊外にあり、近場の町までも基本的に車を使わないといけない場合ばかりだと思いますし、周りにはなにもありません。
僕がお世話になっていた農家の周りには本当になにもなく、一番近い町まで車で15~20分程度でした。
僕がいた時、スコットランド人の女の子が自分のノートパソコンを壊してしまって、修理にいきたいのにいけないと困っていました。
僕も耳掃除がしたかったのですが、綿棒をもう持っていなくて買えなかったので我慢するしかなかったです。
どんな人にオススメ?
僕はファームステイは農業に興味がある人、自然が好きな人、動物が好きな人にはオススメします。
とても貴重な経験になると思います。
しかし、それ以外の人には全くオススメしません。
むしろやめておいた方がいいと思います。
というのもファームでの仕事は辛いこともあります。
なので特に英語の勉強のためにと考えている人にはオススメしません。
もう一度考え直した方がいいと思います。
ファームステイも手段であることには変わりはありません。
自分が何に興味があるのか、どうしてファームステイをやろうかと考えているのかその辺を良くすり合わせて後悔のない判断をしていただけたら幸いです。
僕はこのファームステイをしている間、毎日記事を投稿していました。
実際にどんな暮らしぶりなんだろう?
どんなことをするんだろう?
そう思った人の助けになれば幸いです。
この記事がファームステイを考えている人の参考になれば幸いです!
カナダではホームレスともワイワイしてました。
【カナダでファームステイ】ついに最終回
4週間に渡るファームステイがついに終わりました。
自分の考えるファームステイの良い点、悪い点というのは今度別の記事でまとめようと思います。(ファームステイを考えている人が参考にしやすいようにします。)
最後の仕事はファーマーズマーケットのお手伝い
朝の午前3時45分にトロントに向かいました。
トロントに送ってもらうために早起き頑張りました。というか前日ほぼ寝てません。
トロントのファーマーズマーケットに着いた時は朝の6時。
もうめちゃめちゃ寒い。
立ってるだけで凍えそうでした笑
そんな中、ファーマーズマーケットの出店準備。
朝8時から13時までなので、8時の段階で準備が終わってないといけません。
でも準備もサクサクと順調に進み30分残して7時半には準備が終わりました。
葉物野菜は先週僕たちがすごいたくさん採ってしまったのですごい量になっていますよね笑
芽キャベツについては前に紹介しましたよね!
他にも、この野菜、僕が洗ったんだよなあとか、このソーセージ作ってるところ見たなあとか、実際に商品として並んでいるところを見るとなんだか不思議な気持ちでした。
生産→販売まで全てに関わることってあんまりない経験ですよね。
だけど自分が収穫して洗った野菜が消費者の人達が手に取って見てくれてるのをみると本当に嬉しいなあと感じました。
終わった今の率直な感想
4週間にわたるファームステイを終えて正直、名残のおしさみたいなものはあまり感じていないというのが率直な感想です。
というのも一か月という時間で十分だったかなあと感じています。
僕は覚悟が甘かったのかもしれません。
農業の経験がほとんどなく、でも都市型農園には関わっているので農家のつらさを分かった気になってたのだと思います。
本当の農家というのはもっともっとつらいしキツイ仕事もある。
でもそれだけではありません。
先のファーマーズマーケットのところでも書いたのですがやりがいというのは本当にある仕事だと思います。
それにやっぱり農家は必要です。
自分達が口にしている食べ物もこうやって野菜を作っているのかと知ることも大事だと思います。
鶏肉や豚肉から実際に生きている豚や鶏は想像できないと思います。
僕も豚肉を見ただけで生き生きとしている豚を想像しようとしても難しかったと思います。
そんなこと毎回考えてたらとっくに豚肉なんて食べるのやめていると思います。
でも自分で餌をやって毎日欠かさず面倒を見て、自分たちで捕まえて、食肉の加工場に送って、実際にお肉になったものを見るというのはとても貴重な経験だったと思います。
命とはなにか。
なぜ自分が生きていられるのか。
食べ物を通して見えてくるものに対しグッと距離が近くなった気がします。
このファームステイ日記の中でも特に覚えていたりオススメの記事を貼っておきます。
最初に命について考えたのはこの時でした。
動物の恐ろしさを知りました。
ほんとにクソです。今でも笑い話とされています。
整理整頓できない僕がほんの少し整理整頓しようと思った瞬間でした。